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岩田智輝が前半で負傷交代も…セルティック、上田途中出場のフェイエ下して欧州CLで6季ぶり白星

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MF岩田智輝が負傷交代

[12.13 欧州CLグループE セルティック 2-1 フェイエノールト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、グループリーグ最終節を各地で行い、FW古橋亨梧とMF岩田智輝が先発したセルティック(スコットランド)が、FW上田綺世が途中出場のフェイエノールト(オランダ)に2-1で勝利した。すでに両チームとも敗退が決まっていた中、セルティックは2017–18シーズン以来6季ぶりの欧州CLでの白星を収めた。

 すでにグループ4位が確定しているセルティックは4-3-3のシステムを採用し、古橋が前線の中央、岩田がアンカーで先発。岩田はこれが欧州CL初先発となった。MF旗手怜央とFW前田大然は負傷のためベンチ外。DF小林友希もベンチメンバーから外れた。一方のフェイエノールトは3位でUEFAヨーロッパリーグに回ることが確定している中、上田はベンチスタートとなった。

 試合は拮抗した立ち上がりを迎えたが、セルティックは早々にアクシデントに襲われた。前半15分すぎ、岩田がMFクエンティン・ティンバーとの接触で左足を痛め、プレー続行が不可能に。同19分に歩いてピッチを後にし、MFパウロ・ベルナルドが投入された。

 その後はフェイエノールトが優位に試合を進め、FWサンティアゴ・ヒメネスが決定機も作ったが、先に試合を動かしたのはセルティック。前半31分、セットプレーの競り合いでDFリアム・スケールズが倒され、PKを獲得すると、MFルイス・パルマがこれを決めた。

 セルティックの1点リードで迎えた後半22分、フェイエノールトは上田が2トップの一角で途中出場。一方、同23分に古橋はベンチに下がった。上田は同33分、敵陣を持ち上がって積極的なミドルシュートを狙うも、右足にうまくミートせず大きく枠外。欧州CL初ゴールとはならなかった。

 それでも後半37分、フェイエノールトはS・ヒメネスのパスを受けたFWヤンクバ・ミンテがゴールを決め、土壇場で同点に追いつく。セルティックにとってはホームで痛い失点。ところが再び攻勢を強めると、同アディショナルタイム1分、MFマット・オライリーのクロスに合わせたDFグスタフ・ラガービエルケがヘディングで決め、再び勝ち越した。

 そのまま試合はタイムアップ。セルティックが最終節で意地の白星を収め、アンデルレヒトに3-0で勝利した2017–18シーズン以来6季ぶりに欧州CLで勝ち点3を獲得した。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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