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久保建英の直接FKはスーパーセーブに阻まれる…ソシエダ、先発大幅入れ替えもCL無敗継続

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MF久保建英(写真左)

[11.29 欧州CLグループD第5節 ソシエダ 0-0 ザルツブルク]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は29日、グループリーグ第5節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)はザルツブルク(オーストリア)と0-0で引き分けた。久保は後半29分から右ウイングで途中出場し、直接FKなどでゴールに迫ったが、相手GKのスーパーセーブに阻まれて欧州CL初ゴールはお預けとなった。

 ここまで3勝1分でD組首位のソシエダは前節で決勝トーナメント進出を決めており、狙うは首位通過という状況。ラ・リーガとの連戦が続いているため、久保、MFミケル・メリノ、MFアンデル・バレネチェア、DFアマリ・トラオレ、DFロビン・ル・ノルマンをベンチに回し、ターンオーバー布陣で臨んだ。

 それでも代役出場となったMFベニャト・トゥリエンテス、FWアルセン・ザハリャンらが積極的な姿勢を見せ、試合を優位に展開。GKアレクサンダー・シュラーガーのファインセーブもあり、なかなかゴールを破ることはできなかったが、得点の可能性を感じさせていた。

 そうして0-0のまま迎えた後半20分、ソシエダはMFブライス・メンデスに代わってバレネチェアを入れると、同29分には久保とH・トラオレを右サイドに同時投入。同35分にはラ・リーガ前節のセビージャ戦でスーパーゴールを決めていたFWウマル・サディクも入れ、攻撃のギアを上げていった。

 するとソシエダは後半40分、右からカットインした久保のスルーパスにバレネチェアが抜け出し、鋭いクロスにMFマルティン・スビメンディが反応。だが、ダイレクトシュートは枠を外れる。その後も久保が右サイドの深い位置に何度も侵入。1対2のマークに晒されながらも次々に攻撃を前進させていた。

 後半アディショナルタイム1分には鋭いカットインで相手のアプローチを誘い込み、ゴール正面でFKを獲得。キッカーを担った久保の鋭く落ちるFKがゴール左隅を襲った。しかし、これはGKシュラーガーがスーパーセーブ。久保は同4分にも角度のないところから左足で狙うもGKに阻まれ、そのままタイムアップ。試合は0-0のドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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