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[EL]途中出場の乾 「何もしていない」

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フランクフルトはELグループステージ3連勝

 24日にヨーロッパリーグ(EL)・グループF第3節が行われ、フランクフルトはホームでマッカビ・テルアビブと対戦し、2-0の勝利を収めた。68分から途中出場したMF乾貴士は、「何もしていない」と振り返り、アピールできなかったことを悔やんでいる。

 ホームで先制点を挙げたフランクフルトは、前半のうちに相手が退場者を出したこともあり、試合を優位に進める。53分のセットプレーでMFアレクサンダー・マイヤーがネットを揺らして2-0となると、68分には乾が投入された。

「勝ったことは良かった」とチームの快勝を喜ぶ一方で、乾はアピールできなかったと感じている。「相手も少なかったですし、どんどん攻撃に参加しよう」と意気込んでいたようだが、「全然何もしていないです」と不完全燃焼の様子。

 攻めきれなかった一つの要因は、「最後はチーム的にバラバラだった」と分析した。乾は「途中から出た自分やアイゲス(MFステファン・アイグナー)とかは、やっぱりアピールしなければいけない」という意識だったが、「2-0で(リードしているから)チームのことだけ考えてアンパイで」という選手もいただけに、リスクを冒した攻撃はできなかったようだ。ただ、「勝っていたから仕方ないですけど」と、状況を受け入れている。

 フランクフルトは27日にボルシア・メンヒェングラッドバッハと対戦する。乾は「そっちの方が難しい試合になると思います」と予想。「出るか分からないですけど」と苦笑いを浮かべたが、「とりあえず用意して頑張っていきたいです」と意気込み、アピールの機会をうかがっている。

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