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不調ローマの「誇り」を警戒するモンテッラ 「難しい試合になる」

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 フィオレンティーナは19日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグのローマ戦に臨む。ローマが不調に陥っている状況にも、ビンチェンツォ・モンテッラ監督は拮抗した勝負になることを予想している。

 ファーストレグではアウェーゴールを奪われての1-1に終わり、スコアの上では不利なフィオレンティーナだが、週末のミラン戦では悪いムードを払しょくすることに成功。先制を許しながらも終盤に2点を奪って逆転勝利を収めた。

 対照的にローマはホームでのサンプドリア戦を0-2で落とし、低調な戦いが続いていたチームの状態をさらに悪化させてセカンドレグを迎える。本拠地のサポーターからのブーイングも予想されるが、モンテッラ監督はローマの選手たちの奮起を警戒しているようだ。試合前日の会見でのコメントをイタリアメディアが伝えた。

「ローマが苦戦していることが我々にとってアドバンテージになるとは思っていない。オリンピコの観客がブーイングをするとしても、ローマの選手たちが萎縮することはないだろう。彼らは誇りにあふれていることを知っている」

「いずれにしてもフィオレンティーナは、以前に比べてビッグゲームへの準備がはるかに整っている。難しい試合、オープンな試合であり、突破するためには優れたチームでなければならない」

 フィオレンティーナは負傷していたFWマリオ・ゴメスが予想外の回復で招集メンバー入り。コンディション不良を抱えていたFWクマ・ババカルも万全の状態を取り戻したようだ。

「マリオはテストに合格した。出場するために少し無理をしたが、プレーできる状態だ。ババカルはすでに回復しており、プレーの準備ができている」

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