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[EL]ナポリ、26年ぶりに欧州8強へ ベニテスは「イタリア勢同士の決勝なら…」

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 ナポリは19日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグでディナモ・モスクワと対戦し、敵地で0-0と引き分けた。ファーストレグの結果を維持し、ベスト8進出を決めたラファエル・ベニテス監督は、イタリア勢同士の決勝を望んでいるようだ。

 ファーストレグで3-1と勝利していたナポリは、FWゴンサロ・イグアイン、FWマノロ・メルテンスといった主力を起用。得点を挙げることはなかったが、準々決勝に駒を進めた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが欧州の舞台でベスト8に進むのは26年ぶりという。

 ベニテス監督は試合後、イタリア『スポーツメディアセット』で次のように話している。

「優勝? 我々にはまだ少し経験が足りていない。チームはもっと成熟しなければいけないんだ。もっとうまく試合をコントロールできるようにならなければいけない。我々はたくさんのチャンスをつくり、失点をしなかった。これは良いことだがね」

「今日は守りを固めて失点しないように苦しむよりも、ゴールを奪うために攻撃的に戦いたかった。アウェーでクオリティーのあるチームと戦うのは、簡単じゃなかったよ。だが、正しいアプローチとインテンシティーだった」

 そして、イタリア勢同士の決勝となる可能性を問われると、ベニテス監督はこう答えた。

「私はこの大会の専門家なんだ。だから、簡単じゃないことはよく分かっている。だが、もしもそうなるなら、私は受け入れたい」

 だが、ナポリの試合後、インテルはボルフスブルクに敗れて敗退が決定。トリノもゼニト・サンクトペテルブルクに勝利したものの、ファーストレグでの黒星を取り戻すには至らず、大会から姿を消した。イタリア勢はナポリと、ローマとの同国対決を制したフィオレンティーナの2チームがベスト8に駒を進めている。

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