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ラカゼットが愚行で退場…アーセナル、セットプレーから先制許してBATEに金星献上

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アーセナルは敵地で敗戦

[2.14 EL決勝T1回戦 BATE1-0アーセナル]

 アーセナル(イングランド)は14日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦でBATE(ベラルーシ)と対戦し、0-1で敗れた。第2戦は今月21日にエミレーツ・スタジアムで行われる。

 5勝1分でグループリーグ首位通過したアーセナルは、9日のプレミアリーグ第26節ハダースフィールド戦(2-1)から2人を変更。GKベルント・レノとMFルーカス・トレイラに代え、GKペトル・チェフとMFグラニト・ジャカを起用し、アウェー先勝を狙った。

 しかし、思わぬ苦戦を強いられた。ボール保持率は71%、シュート10本(BATEは4本)、コーナーキック12本(3本)、パス本数671本(186本)と数字上ではアーセナルが圧倒。前半2分、PA左からDFセアド・コラシナツの折り返しをMFヘンリク・ムヒタリアンが合わせるも相手GKがファインセーブ、22分の決定機もFWアレクサンドル・ラカゼットのヘッドは枠上に外れた。

 すると、前半終了間際だった。右サイドでFKを獲得したBATEはMFイゴール・スタセビチが右足でクロスを供給。これをPA中央やや右でMFスタニスラフ・ドラグンが頭で合わせ、劣勢のBATEが先制して前半を折り返した。

 1点ビハインドのアーセナルは後半10分、コラシナツの折り返しをラカゼットが合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイドと判定され、得点は認められなかった。相手のカウンター攻撃もあり、攻めあぐねるアーセナルは23分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンとトレイラ、29分にはMFデニス・スアレスを入れ、攻撃の活性化を図った。

 しかし、BATEの守りを崩し切れないアーセナル。そのイライラが最悪な状況を招いた。後半40分、右サイドのハーフェーライン付近でボールをキープしたラカゼットが、プレッシャーをかけてきたDFアレクサンダル・フィリポビッチに対してエルボー。これが顔面を捉え、レッドカードが提示された。

 数的不利となってしまったアーセナルは、最後まで得点を挙げることができず、0-1のままタイムアップ。今季EL初黒星を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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