beacon

ELベスト16進出貢献の鎌田、相手の“強気”左SBに「仕方ない部分もある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFアンドレアス・ウルマーとマッチアップしたFW鎌田大地

[2.28 EL決勝T1回戦第2戦 ザルツブルク2-2フランクフルト]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が28日に行われ、FW鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)はアウェーでFW奥川雅也所属のザルツブルク(オーストリア)と対戦し、2-2で引き分けた。2試合合計スコアを6-3とし、2大会連続のベスト16進出。スタメン出場し、同点弾の起点となった鎌田は「しっかり耐えて勝ち上がれたので良かった」と語っている。

 20日にホームで開催された第1戦ではハットトリックの活躍を見せ、4-1の快勝に貢献していた鎌田。3トップの右で先発出場したが、チームは前半10分、ザルツブルクの左サイドバックを務めるDFアンドレアス・ウルマーに強烈な一撃を叩き込まれ、先制ゴールを献上した。

 直前に自陣PA手前でFWパトソン・ダカにボールが入ったところで奪い切れず、ウルマーへの展開を許した鎌田は「相手(ウルマー)のシュート自体もいいシュートだったし、その前に僕が球際のところでもっとうまく違うふうにはできた。僕自身はあの点に関して少し改善しないとダメかなと思います」と反省を口にしている。

 また、同サイドで高い位置を取ってきた左サイドバックのウルマーの対応ついて「相手も(追いかける展開で)リスクかけてやってきていたので、仕方ない部分もある」と苦戦を認めつつ、「その分カウンターとか、うちとしては上手くできていた。そんなに悪くなかったと思います」と振り返った。

 その言葉通り、フランクフルトは前半30分に相手のパスワークを遮断すると、鎌田の絶妙なスルーパスから左サイドを抜け出したMFフィリプ・コスティッチが折り返し、最後はニアのFWアンドレ・シウバがヘディングを決めて同点弾。2戦合計5-2と再びザルツブルクを突き放した。

 その後、互いに1点を取り合い、フランクフルトは2試合合計6-3で決勝トーナメント1回戦を突破。鎌田は「次に行くことが一番大事だった。前半立ち上がりは難しいものでしたけど、しっかり耐えて勝ち上がれたので良かったと思います」と喜びを示した。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集
●ヨーロッパリーグ(EL)19-20特集
●日本人選手の活躍をチェック!!“初月無料”DAZN独占配信

TOP