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クロース弟の“嫌な予感”が的中…フライブルク、堂安を起点に一時追い付くもウエスト・ハムに敗れる

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フライブルクは一時追い付くも敗戦

[10.5 ELグループA第2節 フライブルク 1-2 ウエスト・ハム]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループA第2節が5日に開催され、MF堂安律が所属するフライブルク(ドイツ)はホームでウエスト・ハム(イングランド)に1-2で敗れた。ベンチスタートの堂安は後半開始から途中出場。一時同点とするゴールに絡んだ。第3節は26日に行われ、フライブルクはバチュカ・トポラ(セルビア)と、ウエスト・ハムはオリンピアコス(ギリシャ)とそれぞれ敵地で対戦する。

 勝ち点3で並ぶフライブルクとウエスト・ハムが激突した第2戦。得失点差で首位に立つウエスト・ハムが先制に成功した。

 前半8分、右サイドに流れたFWジャロッド・ボーウェンがピンポイントのクロス。中央のMFルーカス・パケタが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、今大会初ゴールを挙げた。

 UEFA公式サイトによると、元ドイツ代表MFトニ・クロース(R・マドリー)の弟で元サッカー選手のフェリックス・クロース氏は試合前にドイツのテレビ局『RTL』で「フライブルクはクロスの守備に問題がある。クリスティアン・シュトライヒ監督はそれを知っていて、トレーニングではこうした状況に焦点を当てていた。特にウエスト・ハム戦では、クロスをしっかり守ることが重要になるだろう」とレポート。フライブルクはF・クロース氏の指摘が的中する形で失点を喫してしまった。

 その後もピンチが続き、前半14分には再びパケタにネットを揺らされるが、オフサイドの判定。劣勢のまま0-1で前半を折り返した。

 追い付きたいフライブルクはハーフタイム明けから堂安を投入。すると後半4分、右サイドに開いてボールを受けた堂安が内側へ運び、ペナルティエリア右に走るMFロランド・サライにパスを送る。サライのシュートはGKに防がれるも、続くDFルーカス・キュブラーのシュートがGKやDFに当たり、そのこぼれ球をサライが左足で蹴り込んだ。

 息を吹き返したフライブルクは逆転を目指し、堂安らを中心にチャンスを増やしていく。しかし、次の1点を奪ったのはウエスト・ハムだった。

 後半21分、左CKからキッカーのMFジェームズ・ウォード・プラウズが右足でクロスを供給。DFナイフ・アゲルドが高いジャンプでGKに競り勝ち、ヘディングで押し込んだ。

 直前のクロス対応で与えたセットプレーから勝ち越しを許したフライブルク。最後まで2点目は遠く、今大会初黒星となった。一方のウエスト・ハムは開幕2連勝。首位の座をキープした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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