[10.28　第86回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第18節　東洋大3-0青学大]

　後期リーグここまで4勝2分で暫定首位を走っていた東洋大は、7位青山学院大と対戦した。危なげない戦いをみせ、3-0で勝利。試合終了後に3位駒澤大が敗戦したのを待って、見事に悲願の1部リーグ昇格を果たした。


以下、試合後のコメント
●古川毅監督
―試合の感想。
「立ち上がりの早い時間で得点できたので、落ち着いてやりやすいゲームだった。DF面では、危なくなる前に対処できたので良かった。追加点に関しては、チャンスを効果的に挙げれたと思う、内容も結果も満足できると思う」

―改善点。
「点差の相手に対して付け入る隙を少なくすること」

―昇格がほぼ確定したが。
「このまま継続してやる、今日決まらなくても次節で自力で決めれるように臨みたい」

―GK浅沼について。
「松下のアクシデントは急だったが、上手くゲームに入って危なげなく試合をしたので、問題無かった」

―次節について。
「昇格が正式に決まったら、優勝にむけて1年通して、いい成績で終われるように、気を緩めずにやっていきたい」

●野崎桂太(4年=大宮ユース)
―昇格のかかった大一番を終えて。
「昇格のことはあまり意識しないようにしていたが、勝ててよかった」

―次節へ以降の課題。
「特に変わらず、今まで通りやること。今日のように自分が点を獲れなくても、チームが勝てればいいと思っている」


●川崎諒(4年=柏U-18)
―試合を振り返って。
「早い時間に先制できたので、リードを守りつつ最低でも勝ち点1を積み上げること後できればと考えていたが、3-0になったので、この勝ちは優勝にも昇格にも大きい勝ちだったと思う」

―久々に大量得点で勝利したが。
「最近の試合の中では自分たちが取りたいスペースが広く空いていた。アタッカーの人たちも狭いスペースより広いスペースでボールを持った方が活きる選手が多かったので、それが得点につながったのではないか」

―次節の法大戦に向けて。
「次も変わらず優勝という目標があり、成長し続けなければと思うし、チームとして全力で戦っていけたらなと思う」

●黒須大輔(3年=習志野高)
―怪我から復帰直後のゴールだったが。
「素直に嬉しい。点やアシストが自分の仕事なので、チームに貢献できた。桑田からのボールがよかったので、入れるだけだった」

―コンディションは。
「足首の怪我だったので、接触プレーにはまだ怖さがあった。チームドクターや医療関係の人に支えてもらって、早く復帰できてよかった」

―1部昇格が決まったが。
「あと4試合あるので、気を抜かずに優勝を目指していきたい。チームとして自分たちのサッカーに自信を持ってできているので、どこが相手でも結果を出せると思う」

―次節に向けて。
「ゴールやアシストという数字の結果を残して、チームに貢献して勝ちたい」

●馬渡和彰(3年=市立船橋高)
―試合の感想。
「グラウンドもいい状態で、雨も降って自分たちのパスサッカーが活きた。特に気を使わずにできた」

―久しぶりの得点だったが。
「取りたかったけど中々取れなかった。結果がほしかった。今週は体が軽かったから取れて良かった」

―同じ右サイドの黒須が復帰したが。
「高校時代から同じ千葉県で見てきていい選手だと思う。コミュニケーションもとれるし、いいパートナー。僕たちは来年もあるのでいい右サイドが作れそう」

―守備の面でも無失点だったが。
「1-0の時はみんな守備を頑張って無失点に抑えることができる。でも複数得点の時は誰かが守備をさぼって失点してしまうことが多い。今日は3-0で勝てたことが大きい」

―昇格が決まったが。
「昇格が決まったからといって、手を抜くことはない。来年に向かってやっていく」

●三田尚央(3年=F東京U-18)
―試合の感想。
「個人的には1点入った後のチャンスを決め切れなかったのが反省点」

―前節からの連続ゴールについて。
「個人的な結果はあんまり気ににしていない、個人の結果は後からついてくるのでまずはチームの勝利を意識している」

―次節に向けて。
「次は、優勝を目指しつつ、来年のことを考えて一部にむけてチャレンジしたいことや成長したい部分を試合中でどんどん試していきたい」

[写真]難しいこぼれ球から2点目を決めた馬渡、守備でも献身さをみせた

(文 スポーツ東洋 白石有香)
(写真 小俣勇人　平柳麻衣)

[次節試合予定]第19節・11月3日法大戦(13:50@たつのこ)

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