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[コマスポ]東国大戦プレビュー

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 第87回関東サッカーリーグ2部第3節は20日、駒沢オリンピック公園総合運動競技場で駒澤大が東京国際大と対戦する。第2節では攻撃陣たちの奮闘で、青学大に4-1で勝利を収め、開幕から2連勝と好調をキープしている駒澤が今季初のホームで3連勝を狙う。

 開幕から合計8ゴールと大量得点を奪取した攻撃陣。前節FW小牟田洋佑(3年=前橋育英高)が自身の持前である高さを生かしたプレーなどで2ゴール1アシストを記録した。1点目は平野篤志(2年=大宮ユース)のパスを受け取り、右足でシュート。さらに平野が右サイドをドリブル突破しクロスを上げる。そこから打点の高いヘディングで2点目。3点目ではFKから頭ですらし、今季3点目となるFW山本大貴(4年=ルーテル学院高)へのアシストも記録した。たった2節で多くのFWが躍動したが、前節期待のFWがデビューした。FW大谷真史(1年=広島ユース)だ。毎年優秀なJリーガーを輩出している広島ユースで結果を出してきた選手。リーグ戦前に行われた練習試合では、ハットトリックを記録し、強烈な結果を残した。役割を果たした小牟田に代わって途中出場し、わずか6分間のプレーとなったが、チームに奮闘した。大谷の起用に対し秋田浩一監督は「小牟田がバテたら行くって決めていた」と大谷に対して信頼が厚いようだ。次節も攻撃陣の活躍に期待したい。

 対する東国大は埼玉県大学サッカーリーグからの昇格組。関東大学サッカーリーグでは初対戦となる。開幕戦では、学芸大に2-1。2節では神奈川大に1-0と1部からの降格組に勝利と、今シーズンのダークホースとなりうる相手だ。しかし、2試合でのシュート数は平均4.5本と少ない。ここ2試合を考えると、もし失点を喫しても、それ以上の得点を奪えば問題ないだろう。そのためには東海、青学戦のような攻撃陣たちの好調さの維持が必要となる。警戒すべき選手はDF阿部正紀(4年=大成高)だ。センターバックを務め、チームを率いる主将。粘り強いディフェンスでこれまで1失点に抑えている。さらに開幕戦では1得点を挙げた。攻守共に優れているため、注意したい。

 東国大戦に向けて監督は「天狗になってはいけないので、うちらしくやるというのを大前提にやっていきたい」とコメント。たしかに、現在好調だがまだ2試合。昨シーズンも序盤好調だったが徐々に調子を崩していき、逆転を許し昇格を逃してしまっただけあって、同じ轍を踏むようなことはしたくない。そのためには今の状況に満足せず、毎試合気を抜かずに挑んで欲しい。もちろん次の相手東国大にも今好調を維持している駒大の「うちらしい」サッカーで3連勝を勝ち取って欲しい。

(文・駒大スポーツ  清村亮太)
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