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[スポ東]リード守れず逆転負け 11位転落

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.19 第87回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第8節 東洋大1-2国士大]

 開幕戦以降6試合勝ちのない東洋大は、同じく初戦以降6連敗中の最下位・国士大と対戦した。前半14分にCKから相手のオウンゴールを誘い先制するも、後半に2失点を喫する。1-2で試合を終え、順位を一つ落とし、11位となった。

東洋大1-2(1-0)国士大

<得点者>
14分 オウンゴール

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
内田築(4年=市立船橋高)
71分→郡司昌弥(2年=柏U-18)
筑井駿(3年=前橋育英高)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
80分→佐々木雅人(3年=西部台高)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
黒須大輔(4年=習志野高)
85分→平石直人(3年=帝京高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
川森有真(3年=広島ユース)

 今節こそは勝ち点3を取りたい東洋大は、怪我による長期離脱から石川が復帰し、スタメンに名を連ねた。14分、石川が中盤から絶妙なパスでゴール前にボールを運び、CKを得る。キッカー・馬渡が蹴ったボールをニアサイドにいた川森が頭で合わせると、これが相手のオウンゴールを誘い、先制点を奪う。その直後には、仙頭のスルーパスから黒須が裏に抜け出すと、スピードに乗ったドリブルでシュートまで持ち込む。これは惜しくも枠を外れたが、東洋大の攻撃は勢いを増す。続く21分には左サイドでボールを受けた仙頭がミドルシュートを放つが、惜しくもゴール右に逸れてしまう。その後も幾度となく攻撃を仕掛けるが、なかなか追加点にはつながらない。39分に馬渡がFKからゴールを狙うも、相手GKにセーブされてしまう。前半終了間際には、三田が右サイドからロングシュートを放つが、これもゴールには及ばず、そのまま1点リードで前半を終えた。

 後半に入り、早い時間帯にリードを広げたい東洋大であったが、46分の仙頭のヘディングシュート、49分の黒須のシュートはいずれも枠を捉えられない。すると56分、左サイドを崩されると、中央でフリーの選手にクロスを合わせられ、同点に追いつかれてしまう。勝ち越し点を狙うべく、馬渡の攻撃参加から再三チャンスを作り出すものの、ゴールは奪えない。さらに71分には、内田が相手選手との接触により、負傷退場するというアクシデントが発生する。DFラインに慌ただしさが残る中、73分にペナルティエリア内でファールを犯し、PKを与えてしまう。GK浅沼の読みが当たったものの、ボールはゴールネットを揺らし、国士大に逆転を許した。その後も攻め込まれる時間帯が続き、どうにか流れを変えたいと、80分にスピードのある佐々木、85分にダイナミックなプレースタイルの平石が投入される。アディショナルタイムに入り、左サイドで得たFKを馬渡が直接シュートするも、ボールはわずかにバーの上へ。ここで試合は終了し、1-2の敗戦となった。

 今季、ほとんどの試合で2点以上のリードを奪うことができず、失点を重ねる試合が続いている。リードしてからさらにボールを支配し、攻撃の流れをもっと引き寄せたいところだ。次は、前期最終節ということもあり、チームとしていい形で前期リーグを終えられるか期待したい。

[写真]今節こそ勝ちたい東洋大イレブンは2ndユニフォームで登場

(文 スポーツ東洋 白石有香)
(写真 平柳麻衣 国府翔也 青野佳奈)

[次節試合予定]
第9節・5月26日慶大戦(11:30@味の素フィールド西が丘)

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