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[スポ東]終盤猛攻実らず、わずか1勝で前期リーグ終了

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.26 第87回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第9節 東洋大1-2慶大]

 前節国士大に逆転負けし、降格圏内に転落した東洋大は慶大と対戦。5分にCKから失点すると中々反撃の糸口をつかめない。さらに後半開始直後にも追加点を許す。88分に川森がゴールを決め、その後も猛攻をみせるも、後一歩届かず1-2と敗戦。1勝3分5敗で前期リーグを終えた。

東洋大1-2(0-1)慶大
<得点者>
88分 川森有真(3年=広島ユース)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
内田築(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
→45分郡司昌弥(2年=柏U-18)
筑井駿(3年=前橋育英高)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
→65分佐々木雅人(3年=西武台高)
黒須大輔(4年=習志野高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
川森有真(3年=広島ユース)

 開幕戦の勝利以来白星から遠ざかっている東洋大。慶大に勝利し、アミノバイタルカップに向け弾みを付けたいところだが、いきなり先制を許す。4分にCKから、ファーサイドに流れたボールをそのままシュートを打たれてしまい失点。いきなり追う展開となる。早い時間で同点としたいところだが、パスがつながらず、シュートまで持ち込むことができない。逆に43分DFの裏を突かれ、これを内田がペナルティエリア内で倒してしまいPKをとられてしまう。しかしクロスバーに当たり、追加点のピンチを逃れ、このまま前半を終える。

 いい流れを作りたい東洋大は、後半開始からCBの郡司を投入する。だが51分、カウンターから長い距離をドリブルで突破されてしまう。最後はGK浅沼と1対1となり、冷静に決められ追加点を許す。しかしこれで「やることがはっきりした」と監督、選手が試合終了後に語ったように、攻撃に出始め、徐々にチャンスを作り始める。65分にはこぼれ球を桑田がミドルレンジから狙うが、これは惜しくもDFに阻まれてしまう。そして88分。川森が左サイドをドリブルで突破を図ると、ペナルティエリア内で倒されPKを得る。ゴール左ポストに跳ね返るが、これをしっかりと押し込み1-2。その後も果敢に慶大ゴールに迫り、アディショナルタイムに得たCKではGK浅沼も相手エリア内に入りゴールを狙うが、得点には結びつかず試合終了。1-2で前期リーグ最終節を黒星で終えた。

 初の1部となったが、前期リーグは1勝3分5敗で11位と1部の洗礼を浴びた格好となった。昨季2部では圧倒的なボール支配率で勝利していたが、1部では攻め込まれる時間が多く、反撃に転じることのできない展開が目立った。しかし残留圏内の10位との勝ち点差は3で挽回の余地は充分にある。まずは来週行われる総理大臣杯出場をかけた、アミノバイタルカップで全国出場を目指し、失いかけた自信を取り戻してほしい。

[写真]前期リーグわずか1勝で終え、下を向く選手たち

(文 スポーツ東洋 国府翔也)
(写真 小俣勇人 横井喬 村田真奈美)

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