ユニバーシアード日本女子代表は6日、第27回ユニバーシアード競技大会(2013/ロシア・カザン)女子グループC初戦でエストニアと対戦。FW高橋千帆(吉備国際大卒/FC吉備国際大学Charme)の4ゴールなど7-0で快勝発進した。

　前半2分に高橋のゴールで先制した日本は14分にDF竹山裕子(埼玉大/浦和レッズレディース)、32分には高橋が加点。その後もFW西川明花(吉備国際大/FC吉備国際大学Charme)とMF中村ゆしか(関東学園大)がゴールを奪って5-0で前半を折り返すと、後半にも高橋が2点を加えてダメ押した。
　
　JFAによると、堀野博幸監督は「初戦に勝利を収めた事は、チームにとって大きな成果となりました。立ち上がりから高い意識でゲームに入り、早い段階で先制点を奪えた事で主導権を握る事ができました。前半はボールを動かしながらゴールへの強いアクションを続ける事で追加点を奪える事ができました。後半は運動量が落ち、ボールを保持するがゴールへのアクションが少なくなってしまいました。安易なミスからボールを奪われる場面が増えたために苦しい展開が続きました。日本の強みであるテクニックと活動生をさらに高め、攻守にわたり能動的にアクションするサッカーが次の試合に向けての課題です」とコメント。日本は7日の第2戦でイギリスと対戦する。

出場メンバーは以下のとおり
GK:高橋美春
DF:高木ひかり、櫻本尚子、中村楓、竹山裕子
MF:川原奈央(60分→加賀孝子)、木下栞(HT→嶋田千秋)、杉田亜未(83分→南野亜里沙)、中村ゆしか(HT→後藤亜弥)
FW:西川明花、高橋千帆

[控え]
GK:平尾恵理
DF:齊藤夏美
MF:左山桃子
FW:瀬口七海、植村祥子