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[ユニバーシアード]松本「狙いどおり」のゴール、初先発組も躍動し2戦連続4発

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[7.8 ユニバーシアードGL第2戦 日本4-1ウクライナ ロシア]

 ユニバーシアード日本代表はトルコとの初戦(5日)から先発6人を代えてウクライナと対戦。今大会初先発となったFW松本大輝(法政大4年=大津高)が「あの角度は自分でも自信があったし練習どおり。練習の成果は出たかな、という感じ。狙いどおりだった」とチーム3点目を叩きだし、MF窪田良(阪南大4年=東京Vユース)がそのゴールの起点となるなど、初先発組もしっかりと勝利に貢献した。

 日本以外で唯一複数回優勝した経験を持つウクライナは、同じく優勝候補の強敵。松本も「ウクライナはやっぱり強かったし、(相手が前半42分に退場者を出して)10人になるまではけっこう押されていた。球際も強いし裏もしっかりケアしてきて、やりにくかった」と認める。ただ、「自分たちの持ち味を出せれば戦えたと思う」と振り返ったように、数的優位を得た後半はオープンスペースへの攻撃など自分たちの持ち味を発揮。4得点を奪って快勝した。

 2試合連続の4得点。ただ、反省点もある。中盤で攻守に奮闘した窪田は「ウクライナはうまくボールを回してくるという話だったので、中盤でどれだけ激しくボールを奪えるかが勝負だと思っていた。何回かいい形でボールを奪えたところはあったし、相手のカウンターを止められたシーンもあったが、やはり後半、運動量が落ちてくると自分の間をやられるといったところは、絶対になくさないといけないところ。90分通してという意味では、まだまだだと思った」。2連勝と結果こそを残しているが、課題はまだある。しっかりと修正して次戦、そして今後の勝利へつなげる。

[写真]貴重な追加点を叩きだした松本

(取材 飯嶋玲子)

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