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[ケイスポ]慶應義塾大 第17節専大戦プレビュー

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 前節、堅い守備からのカウンターという戦術がはまり日体大に勝利し後期初勝利を挙げた慶大。前節の勝利で慶大は目標である残留圏まで勝ち点3となった。今節の相手は首位をひた走る王者専修大である。前節、流経大相手に4ゴールを挙げるなど強力アタッカー陣は好調だ。だが、なんとしてでも専大から勝ち点を奪いたいところだ。慶大は第3節で専大と対戦した。このときは6失点を喫し敗戦。全く歯が立たなかったという印象だ。

さて、そんな専大に対しどのように勝機を見出すのか。前節同様、守備からのカウンターがキーになる。ディフェンスが奪って前線で待つ長尾賢太郎(神戸U-18)、武藤嘉紀(F東京U-18)に簡単に預ける。そのボールを他の選手が追い越す。そういうサッカーが展開できればおのずとチャンスはうまれてくるはずだ。今節は「守備」、「前線の粘り」。この2つに注目したい。まず、専大の攻撃をいかに抑えるのか。ディフェンスに関しては明るい材料も多い。前節、ケガで欠場した保田、出場停止の望月がそれぞれ復帰。前節の2人も結果を残しているだけに戦力は充実だ。あとは監督が誰を起用し、どのようなプレーを見せるのかに期待しよう。また、最終ラインからのロングボールをFWの2人が収めることができるかも重要になってくる。2人が収めることができれば必ずチャンスになるだろう。最下位からの慶大の逆襲に期待だ。

(文 慶應スポーツ 太田悠貴)

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