beacon

[スポ東]一時は逆転するも、勝ち切れずドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[10.19 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第17節 東洋大2-2日体大]

 前節中大に大敗し、最下位に転落した東洋大は、順位の近い10位・日体大と対戦した。23分に先制されてしまうも、仙頭、川森のゴールで逆転し前半を折り返す。しかし、後半早い時間に追い付かれるとそのまま試合終了。勝ち点を分け合った。

東洋大2-2(2-1)日体大


<得点者>
29分 仙頭啓矢(1年=京都橘高)
36分 川森有真(3年=広島ユース)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
郡司昌弥(2年=柏U-18)
86分→藤井悠太(4年=武南高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
鈴木健士(4年=札幌U-18)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
黒須大輔(4年=習志野高)
年森勝哉(4年=F東京U-18)
▽FW
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
82分→平石直人(3年=帝京高)
川森有真(3年=広島ユース)
87分→遊馬将也(2年=武南高)

 前半、最終ラインに入った石川が組み立て、再三ロングボールで日体大DFの裏を狙う。黒須、川森が合わせようと動き出すもシュートまでは至らない。両チーム決定機がない中で迎えた23分。中央から崩され、シュートを打たれる。一度はブロックするも、再びボールを拾われ失点してしまった。追う展開となった東洋大は攻勢に出る。すると29分、右サイドから馬渡がクロスを上げると、仙頭が右足ボレーで合わせて同点に追い付いく。さらに、36分に左サイドで仙頭のスルーパスに抜け出した筑井がクロスを上げ、それを川森が詰めて逆転。その後も優位に試合を運び、2-1とリードして前半を折り返した。

 後半立ち上がりは守備に追われる時間が続く。鈴木、石川が必死に守るも防ぎ切れない。55分、ゴール前でパスをつながれると最後は右サイドでフリーで打たれ、同点に追い付かれてしまった。78分にもGKからのボールに飛び出され、右サイドを突破される。そのままシュートを打たれたが、これは浅沼がセーブ。80分を過ぎても後半シュート0本の東洋大は平石、遊馬と攻撃的な選手を入れ、日体大ゴールに迫る。アディショナルタイムに黒須が右サイドからドリブルし、シュートを放つが枠を捉えられない。そのまま2対2で引き分けとなった。

 試合終了後、古川監督が「より勝ち点3を取らなくてはいけなくなったのが現実」と語ったように、降格圏内に沈む東洋大にとって、勝ち点1は最低限の結果だった。しかし、悲観するような試合内容ではない。この勝ち点が残留をつかみ取る1点となるよう、前向きに捉え突き進む。

[写真]2得点に絡む活躍で勝ち点獲得に貢献した仙頭

(文 スポーツ東洋 小俣勇人)
(写真 平柳麻衣 国府翔也)

[次節試合予定]
第18節・10月27日桐蔭大戦(11:30@Shonan BMWスタジアム平塚)

PR: スポーツ東洋HP(http://supoto.blog41.fc2.com/)ではサッカー部のみならず、多くの部会の最新情報が満載です。是非一度アクセスしてみてください。

TOP