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慶應義塾大が逆転勝ちで最下位脱出:関東1部第10節延期試合

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第87回関東大学サッカーリーグ戦
関東1部リーグ


 JR東日本カップ2013第87回関東大学サッカーリーグ戦1部は23日、延期されていた慶應義塾大対筑波大戦を行い、慶大が2-1で逆転勝ちした。前半26分にMF葺本啓太(4年=浦和ユース)がPKを決めて筑波大が先制。だが慶大は後半14分にDF溝渕雄志(1年=流通経済大柏高)のクロスをMF松下純土主将(4年=國學院久我山高)が頭で決めると。23分にはFW武藤嘉紀(3年=F東京U-18)のアシストからFW平戸奨眞(3年=暁星高)が決勝点を決めて最下位脱出に成功している。

 そのほかの5試合は9月4日に行われた。

 7勝1分1敗で首位の専修大と2位・早稲田大の首位攻防戦は、全日本大学選抜FW仲川輝人(3年=川崎F U-18)の2ゴールによって2-1で専大が制した。前半24分、専大は中央のMF北出雄星(2年=三菱養和SCユース)のパスから仲川が先制点。対する早大は後半17分、カウンターからMF石川拓(4年=日本大学高)が決めて同点に追いつく。それでも専大は3分後の20分、交代出場のFW鈴木勇二(3年=富山一高)のグラウンダーのクロスをファーサイドの仲川がゴールへ沈めて勝ち越し。2位との勝ち点差を5へ広げた。

 3位・日本体育大と6位・明治大との一戦は0-0で引き分けた。

 8月の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝の流通経済大と東洋大との一戦は、後半32分にFW田上大地(2年=流通経済大柏高)が決めた決勝ゴールによって流経大が1-0で勝利。5位・桐蔭横浜大は順天堂大に2点を先取されたものの、同点に追い付くと、後半30分にFW今関耕平(1年=千葉U-18)が決勝ゴールを決めて3-2で逆転勝ちした。

 最下位の国士舘大は後半アディショナルタイムにFW平松宗(3年=新潟ユース)のクロスから交代出場のFW福田真也(4年=日本航空高)が決勝ヘッドを決めて中央大に2-1で勝利。最下位脱出に成功している。なお、筑波大対慶應義塾大戦は、筑波大の天皇杯2回戦と日程が重なってしまったために延期されている。

【第10節】(9月4日)
[味の素フィールド西が丘]
日本体育大 0-0 明治大

専修大 2-1 早稲田大
[専]仲川輝人2(24分=補・北出雄星、65分=補・鈴木勇二)
[早]石川拓(62分=補・竹谷昂祐)

[Shonan BMW スタジアム平塚]
桐蔭横浜大 3-2 順天堂大
[桐]福島翔太郎(38分=補・古澤慶太)、山根視来(40分=補・平山玲央)、今関耕平(75分=補・山根視来)
[順]オウンゴール(1分)、原田開(18分=補・天野純)

[江戸川区陸上競技場]
流通経済大 1-0 東洋大
[流]田上大地(77分=補・藤山凌)

[厚木市荻野運動公園]
中央大 1-2 国士舘大
[中]皆川佑介(27分)
[国]橋本拓門(31分)、福田真也(90分+3=補・平松宗)

(10月23日)
[慶應義塾大学下田グラウンド]
慶應義塾大 2-1 筑波大
[慶]松下純土(59分=補・溝渕雄志)、平戸奨眞(68分=補・武藤嘉紀)
[筑]葺本啓太(26分=PK)
日程は8月連盟発表。変更の可能性あり

[写真]流通経済大vs東洋大

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