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法大初黒星に長山監督憤慨、「修正できない弱さ」指摘

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法政大は完封負けで今季初黒星を喫した

[5.3 関東大学L1部第4節 筑波大2-0法政大 柏の葉]

 法政大が筑波大に0-2で敗れ、今季初黒星を喫した。

 姿を現した長山一也監督の表情から、試合後のロッカールームの様子が容易に想像できた。「こんなんだったらサッカーをやめた方がいい」。発せられた言葉も辛らつだった。

 昨年からの主力を多く残す今季の法政大は、優勝候補の呼び声も高い。開幕3戦も2勝1分と好発進を決めた。だがこの日は後半20分に先制点を献上。同36分にも追加点を奪われると、3戦連発のFW上田綺世(2年=鹿島学園高)擁する攻撃陣が不発に終わり、初の無得点で試合を終えた。

 期待値が高いからこそもどかしい。長山監督は「修正できない弱さ」があると指摘。「今日なんて1点取られた段階で、大したことないのに弱さを見せてしまう」と語気を強めると、「去年、総理大臣杯を取っているのに何で弱くなっちゃうの?」とイレブンへの奮起を促していた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

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