beacon

[関東]明治大が2年ぶり優勝に王手!次節自力Vが可能に!流経大は残留争いを大きく抜け出す:第20節

このエントリーをはてなブックマークに追加

明治大が優勝に王手をかけた

 関東大学サッカーリーグ1部の第20節が29日と30日に行われた。

 29日に3位の桐蔭横浜大が筑波大に敗れたことで、勝ち点差3の上位2校の争いとなった優勝戦線。首位の明治大法政大と対戦すると、後半3分にFW太田龍之介(3年=岡山U-18)がゴールネットを揺らして先制点を記録。この1点を守り抜いて、勝ち点3を積み上げた。

 対する2位の東京国際大は、東洋大と対戦。前半17分にセットプレーからDF板倉健太(2年=山梨学院高)が頭で決めて先制したが、同43分にMF瀬畠義成(4年=JFAアカデミー/長崎内定)に同点弾を決められてしまう。後半はスコアを動かすことが出来ず、試合は1-1の引き分けに終わった。

 この結果、明大と東国大の勝ち点差は5に広がった。リーグ戦は残り2節のため、5日に行う第21節で明大は勝利すれば自力で2年ぶりの優勝を決めることになる。ともに三ツ沢公園陸上競技場で試合を行い、明大は桐蔭横浜大、東国大は法大と対戦。東国大対法大が第一試合のため、明大は試合前に優勝が決まる可能性がある。

 ただ明大の栗田大輔監督は「1試合1試合」と次戦の勝利だけに集中したい考えを強調。「桐蔭さんもものすごく強いと思うので、必死になった結果で優勝できればいいかなと思います」と気を引き締めた。

 残留争いでは前節で残留圏の9位に浮上していた流通経済大がFW宮田和純(3年=FC東京U-18)の2ゴールなどで、拓殖大に3-1で勝利。連勝で勝ち点を20に乗せ、残留に大きく前進した。

 10位は2部3位とのプレーオフを戦うことになるが、現在その順位にいる駒澤大は、国士舘大と2-2で引き分け。2点ビハインドを追いつき、辛くも勝ち点1を積み上げた。

 裏天王山となっていた11位の早稲田大と12位の順天堂大の試合は、3-2で順大の逆転勝ち。順位に変動はなかったが、勝ち点17で駒大、同14で早大、同13で順大という展開で、残り2節を迎えることになった。

 次節となる第21節は11月5日と6日に行う。

【第20節】
(10月29日)
順天堂大 3-2 早稲田大
[順]名須川真光(34分)、金子遼太郎(38分)、寺山翼(47分)
[早]駒沢直哉(8分)、平松柚佑(63分)

桐蔭横浜大 0-2 筑波大
[筑]竹内崇人(23分)、和田育(76分)

(10月30日)
国士舘大 2-2 駒澤大
[国]東條敦輝(43分)、飯島蓮(55分)
[駒]上野正騎(76分)、松本ケンチザンガ(分)

明治大 1-0 法政大
[明]太田龍之介(48分)

拓殖大 1-3 流通経済大
[拓]日野翔太(29分)
[流]宮田和純2(6分、76分)、清水蒼太朗(84分)

東京国際大 1-1 東洋大
[京]板倉健太(17分)
[洋]瀬畠義成(43分)

●第96回関東大学L特集

TOP