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[関東]「三笘選手をロールモデルに」…筑波大スーパールーキー内野航太郎は不発デビューも「大学に俺がいるぞということを」

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開幕戦スタメンデビューを飾ったFW内野航太郎

[4.2 関東大学L1部第1節 筑波大2-0東京国際大 東国大G]

 開幕スタメンに抜擢されたFW内野航太郎(1年=横浜FMユース)だったが、悔しい不発デビューとなった。放ったシュートもゼロ。筑波大は途中出場した3年生FW半代将都の2ゴールによって勝利したが、内野は「チームは勝ったけど、正直、悔しい感情しかない」と心情を吐露した。

 前評判の高いスーパールーキー。昨年度の高円宮杯プレミアリーグでは21得点を決めて得点王を獲得。2011年より開催される同大会において、イーストでは最多得点記録を更新した。進路が注目された中で、筑波大を選択。トップ昇格の打診もあったが、即レンタル移籍を提案されたこと、何より「自分もプロで即戦力で出られると思わなかった」ことで、大学進学を決断した。

 昨年、プレミアリーグで得点ランキングを争い、FC東京でトップ昇格したFW熊田直紀は、3月に行われたU20アジアカップで得点王を獲得。ルヴァンカップではプロ初ゴールも記録した。「活躍を見たときは、プロに行った身と行かなかった身でこんなに差がついてしまったのかと思った」と焦りを感じているようだが、「自分が選んだ道を正解に出来るように、1日も無駄にしないように、貪欲にやりたい」と足元を見つめる。

 モデルケースにしたい選手がいる。日本代表MF三笘薫。筑波大はもともと進学先として人気の大学だが、三笘の活躍の影響もあり、今年は特に世代を代表する選手たちが入学したと話題になっている。トップ昇格を断って筑波大進学という三笘と同じ境遇を持つ内野も「三笘選手をロールモデルに、4年間で自分を見つめ直したい」と意識を十分にしている。

 デビュー戦こそ不発に終わったが、次のゲームは週末にやってくる。相手は日本大。ユースの先輩でU-20日本代表守護神のGK木村凌也から初ゴールを奪うのも悪くはない。「プロの方が注目されると思うけど、試合に出続けて、結果を出し続ければ代表の関係者も呼ばざるを得なくなると思う」と世代別代表への色気もみせた内野は、「(1年目の目標は)2桁ゴール。大学に俺がいるぞということを示し続けたい」と意欲的に話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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