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[関東]国士大が待望今季初勝利で最下位脱出、東国大が2位浮上、Jで鮮烈デビューの新井悠太が超ロング弾含む2発も:第10節

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アミノバイタル杯を優勝した国士舘大が待望の今季リーグ戦初勝利を挙げた

 関東大学サッカーリーグ1部の第10節が15日と16日に行われた。総理大臣杯予選のアミノバイタルカップが開催されていたため、リーグ戦は約1か月ぶりの開催となった。

 首位の筑波大東海大に2-1で勝利。1-1の同点で迎えた後半41分にMF瀬良俊太(4年=大宮U18)のアシストからMF角昂志郎(3年=FC東京U-18)がゴールネットを揺らして勝ち越しに成功した。2連勝で2位に勝ち点は24に伸びた。

 2位には東京国際大が浮上。桐蔭横浜大と対戦すると、こちらも最終盤の後半42分にFW尾崎岳人(3年=堀越高)が決勝点を決めて、2-1で競り勝った。首位の筑波大との勝ち点差は6。3位には流通経済大が浮上し、2位だった日本大は4位に後退した。

 ともに総理大臣杯への出場権を獲得した11位の中央大と最下位の国士舘大による“裏天王山”は、国士舘が2-0で勝利。前半にFW坂巻日向(4年=東京Vユース)のゴールで先制すると、後半にはMF布方叶夢(4年=日大藤沢高)がPKで加点。今季初勝利を掴んで順位を逆転し、最下位を脱出した。

 東洋大は先日まで特別指定選手として参加していた東京ヴェルディで鮮烈なデビューを飾ったMF新井悠太が超ロング弾を含む2ゴールの活躍をみせたが、拓殖大がMF日野翔太(3年=堀越高/鳥栖内定)の決勝弾によって打ち合いを4-3で制した。

 第11節は22日と23日に行われる。

(7月15日)
[法政大学城山サッカー場]
法政大 1-2 流通経済大
[法]今野息吹(51分)
[流]根本健太(55分)、川畑優翔(90分+1)

[中央大多摩キャンパスサッカー場]
中央大 0-2 国士舘大
[国]坂巻日向(21分)、布方叶夢(66分)

[東洋大朝霞キャンパス・サッカー場]
東洋大 3-4 拓殖大
[東]新井悠太2(13分、34分)、本間洋平(30分)
[拓]小島慈央(25分)、下口竜空(27分)、加藤悠馬(28分)、日野翔太(64分)

[桐蔭学園多目的グラウンド]
桐蔭横浜大 1-2 東京国際大
[桐]白輪地敬大(17分)
[東]古澤ナベル慈宇(5分)、尾崎岳人(87分)

(7月16日)
[ニッパツ三ツ沢球技場]
東海大 1-2 筑波大
[東]安藤優人(15分)
[筑]オウンゴール(16分)、角昂志郎(86分)

[味の素フィールド西が丘]
明治大 0-0 日本大
●第97回関東大学L特集

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