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びわこ成蹊スポーツ大から今年は3人がJリーグへ!各クラブは「甘いマスク」にも期待

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左から石橋克之工藤真人清水一雅
(写真提供:びわこ成蹊スポーツ大学)

 びわこ成蹊スポーツ大は29日、Jクラブ加入内定合同記者会見を行った。今季はMF工藤真人(4年=仙台ユース/仙台内定)、FW石橋克之(4年=立正大淞南高/FC大阪内定)、FW清水一雅(4年=仙台ユース/福島内定)の3人。同校からは8年連続となるJリーガー誕生で、通算25人目になるという。

 実力はもちろん、「甘いマスク」にも期待が寄せられた。望月聡監督が工藤について、「見ての通り、甘いマスクをしている」と紹介したことを受けて、仙台の平瀬智行スカウトが「顔面偏差値が高い。女性ファンの獲得も必要なことなので、そこも頑張ってほしい」と笑顔で同調。また福島に入団する清水についても、玉手淳一強化部長が「ツイッター(現X)でも顔面偏差値が高いという話は確認しているので、頑張ってほしい」と話題を被せた。

 そして石橋は自ら「顔面偏差値が高いという話がありましたが」と持ち出し、「自分も女性ファンを増やせるように、内面で女性ファンを増やせるように頑張りたいと思います」と話にオチをつける。今季の主将を務めたように、望月監督も認めるキャプテンシーを会見場でも発揮。自らが持ち味だと話す「気の利いたプレー」で存在感をみせた。

以下コメント
●石橋克之(FC大阪内定)
「献身性や気の利いたプレーが持ち味だと思ている。J2昇格に貢献したい。人間的にも優れていたり、一緒にやりたいと思えるプレーヤーを目指していきたい」

望月監督評
「キャプテンをしていたように、キャプテンシーを持っている。試合の時にチームを引っ張ってくれる。リーダーになる力がある。タイプ的には静かですが、馬力を持って引っ張るタイプ。技術の高い中でチームのために走ってくれる選手」

近藤祐輔代表取締役社長
「GMの岡崎(将太)が立正大淞南出身で、高校時代から注目していた。うちのクラブは攻撃的サッカーをしていこうという中で、技術と献身性、基本技術がしっかりしている。我々はJ3ですが上を目指している。うちのクラブからJ2、J1にスカウトしてもらっている選手もいるので、個人としても頑張ってほしい」

●工藤真人(仙台内定)
「アカデミーですごしたクラブでプロキャリアをスタートできてうれしく思います。ユースにいたときはJ1にいて当たり前のチームだった。左足の技術や、ゲームメイクのところで貢献したい。(ユース、大学と一緒にプレーした清水)一雅が近く(福島)でプレーするのは何かの縁、これからも意識していきたい」

望月監督評
「キラーパスを出せる。サッカーはどれだけ相手に嫌なパスを出せるかがチームの勝敗を左右する。ミドルシュートを打つ目も持っているように、いつもゴールを意識している。キーラーパスと意表を突いたミドルシュートは素晴らしい」

平瀬智行スカウト
「彼はアカデミー出身で、試合があれば見てきた。守備の強度がちょっと薄いなと思っていたが、年を重ねるごとに、去年、今年とみて強度が高くなっているな、走れるようになっていると思った。伸びしろもあると思って、獲得しました」

●清水一雅(福島内定)
「自分のストロングは身体能力やゴールへの嗅覚だと思う。得点を取る中で、1つ上、2つ上のステージに導けるように頑張りたい。結果を数字で残して、チームやファンに必要とされる選手になりたい」

望月監督評
「アフリカ系のバネを持っている。大きい選手ではないけど、オットセイのように頭でボールをコントロールしてゴール前で持って行ける珍しい選手。相手のボールを奪ってゴールを奪うのが得意。上の世界でも持ち味を出してほしい」

玉手淳一強化部長
「何ゲームか試合をみさせてもらった中で、体のバネ、体が無理がきく選手だった。今後、J2昇格を目指す中で得点感覚を出してほしい。チームのJ2昇格を目指してやってほしいと思います」
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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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