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大学サッカー全国大会が大改革!! 総理大臣杯は「普及と強化の機会創出」インカレは「真の年間王者決定戦」へ

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大きな改革が行われる

 全日本大学サッカー連盟(JUFA)は4日、夏の大学日本一を決める総理大臣杯、冬の同日本一を決める全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)について2024年度から大会方式を変更することを発表した。

 JUFAは「各大会の特徴に合わせ、より明確に大会を区別化し、全日本大学サッカー連盟宣言の具体的な目標の達成を目指すため」と説明。シーズン途中に開催される総理大臣杯は「普及と強化の機会創出」として出場枠を8つ増やし、全32チーム制の大会とする。一方、シーズンを締めくくるインカレは「真の年間王者決定戦」とすべく、トーナメント制の集中開催方式から分散開催を交えた予選ラウンド・決勝ラウンド・強化ラウンドの3ラウンド制に変更される。

 以下、各大会の新たな大会方式

▼総理大臣杯(24年度大会)
出場チーム: 32
出場枠: 四国が1枠。北海道、東北、北信越、中国が各2枠。東海が3枠。九州が4枠。関西が6枠、関東が10枠
大会方式: ノックアウト方式/全5回戦
開催時期: 9月上旬
開催地域: 東北地域

▼インカレ(24年度大会)
出場チーム: 28
出場枠: 北海道、東北、北信越、中国、四国が各1枠。九州、東海が各3枠。関西が4枠。関東が6枠。24年度総理大臣杯優勝校、24年度総理大臣杯準優勝校も出場権を獲得。23年度インカレ優勝地区枠、23年度準優勝地区枠が各1枠。理事会推薦地区枠が3枠
大会方式: 予選・強化・決勝の3ラウンド制
■予選ラウンド
20チームが参加。1回戦制トーナメントの勝者10チームが決勝ラウンド、敗者10チームが強化ラウンドへ進出
■強化ラウンド
予選ラウンド敗者10チームと理事会推薦枠2チームが参加。4チーム×3組のグループリーグを行い、各組1位と2位のうち成績上位1チームの計4校が決勝トーナメント進出。決勝トーナメントは準決勝と決勝の2回戦制
■決勝ラウンド
予選ラウンド勝者10チームとシード校(関東、東海、関西、九州の第1代表&関東第2代表&総理大臣杯優勝校)6チームが参加。4チーム×4組のグループリーグを行い、各組上位2チームの計8チームが決勝トーナメント進出。決勝トーナメントは準々決勝、準決勝、決勝の3回戦制
開催時期: 12月
開催地域: 予選ラウンドはホームチームの所属連盟地域で開催。決勝ラウンドGLは関東、東海、関西、九州の分散開催。決勝ラウンド決勝Tと強化ラウンドは関東地域で開催
●第72回全日本大学選手権(インカレ)特集
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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