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元なでしこのノジマDF松原有沙が復帰時期未定の病名公表、治療専念を発表

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19年E-1選手権になでしこジャパンの一員として出場したDF松原有沙(左)

WEリーグのノジマステラ神奈川相模原は28日、DF松原有沙(27)が多発性内分泌腫瘍症1型と診断されていることを公表した。復帰時期は未定。当面の間は可能な範囲での運動を続けながら、治療に専念することになるという。クラブは「松原選手の復帰を全力でサポートしてまいります」としている。

 松原は大商学園高から早稲田大に進学。18年からノジマに籍を置いてプレーしていた。19年と20年に日本女子代表(なでしこジャパン)に招集。21年3月にWEリーグが開幕すると、2季連続でキャプテンを務めていた。今季は昨年12月10日の長野戦以降、試合に出場していなかった。

 クラブを通じ、松原は「多発性内分泌腫瘍症1型という診断を受けました。その中で私は副甲状腺機能亢進症の症状がでています。診断名だけを聞くとどんな病気?となったり、少し深刻そうにみえるかもしれませんが、歩いたりジョギングをしたり、ボールを蹴ったりはできているので安心していただけたらと思います!まずはこの病気と向き合い、治療を続けながら、今の自分がチームにできることは何かを考え行動していきたいと思っています」と力強くコメントしている。

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