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初ゴールの香川を称賛するファーガソン監督「MOMは当然」

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 マンチェスター・ユナイテッドは、25日に行われた上海申花とのプレシーズンマッチに1-0で勝利した。この試合で日本代表MF香川真司は、移籍後初ゴールを挙げてシボレー・チャイナ・カップにおける勝利をもたらし、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 試合後の記者会見で、アレックス・ファーガソン監督は試合を振り返った。

「とても満足している。後半、私たちは良いプレーを見せた。試合のテンポを上げ、ペナルティーエリア内に多くの選手が走り込んでいた。前半はやや驕りが見えたが、良い試合だった。上海は非常に組織的だったため、私たちは走り続けなければいけなかった。見ての通り、私たちのボールの前には、常に相手の選手が11人いるような状況だったからね。簡単な試合ではなかったと思うが、同時にあと何点かは取れた試合でもあったと思う」

 勝利、そして試合内容を喜ぶ指揮官は、新加入の香川を高く評価した。 

「チームとして、かなりポゼッションが出来ていた。そして、香川はパス回しのほとんどに絡んでいた。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのも当然だろう。難しいバウンドをしたにもかかわらず、非常に落ち着いてゴールを決めた。アシストをしたベベも良いプレーを見せてくれた。途中出場してから、本当に良いパフォーマンスを見せてくれたと思う」

 長期間、チームを見ているファーガソン監督は、香川がチームに溶け込んでいると話した。

「香川はすっかりチームに馴染んだ。素晴らしい選手になるだろう。すでに今夜、彼は印象的な活躍を見せてくれた。マークを外してボールを受ける能力、ターンするスピード、DFに対して仕掛ける動き。これはわれわれにとっての武器だ」

 加入3試合目にして初ゴールを挙げた香川は、早くも眩い輝きを放っている。

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