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今季で契約満了のランパード「理想はチェルシーで引退すること」

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 チェルシーのMFフランク・ランパードは、契約延長に向けた話し合いをしたいと語っている。34歳のMFの契約は今シーズン限りで切れることになっており、今夏、FWドログバ(上海申花)の後を追ってチームを離れるのではないかと言われてきた。ランパードの獲得については、ロサンゼルス・ギャラクシーが興味を持っており、MFデビッド・ベッカムのいるアメリカのクラブが、彼の移籍先になると報じられている。だが、ランパード自身は契約更新が第一の選択肢だという。

「僕自身は準備ができている。クラブが言ってくれれば、いつでも交渉に応じるよ。チェルシーで素晴らしい時間を過ごしてきた。この時間を延長したいと思っている。理想をいえば、このクラブで現役生活を終えたい。10年以上にわたってクラブに貢献してきたけど、それを続けていきたいんだ。でも、ここで何もできなくなってから、フェードアウトしていくような形は取りたくない。自分がプレーできると思っているうちは、そのレベルでプレーしたいし、何かを与えられる選手であり続けたいんだ」

 チェルシーの欧州CL初優勝に貢献したランパードは、自身がまだトップレベルでプレーできると強く感じている。

「1年以上、時間は残っていると感じているよ。トップレベルで、まだ数年間はプレーできるはずだ。体の状態も良いし、まだまだフレッシュだよ。足も問題ないし、これまでの経験からピッチ外でもチームの役に立てるはずだ。若い選手の成長も手助けできるだろう。喜んでその役割を引き受けるよ。何が起きてもチェルシーは僕にとって自分のクラブなんだ」

 クラブが早急に契約延長の交渉を始めなくても、慌てることはないという。

「それほど焦ってはいない。僕だって25歳の頃とは違うことは分かっているからね。25歳の頃は、クラブが契約延長を求めてきたし、自分たちから複数年の契約延長を求めることもできた。でも、30歳を越えると、そうではないことを受け入れなければいけない。でも、それは大きな問題ではないよ」

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