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清武がトップ下でブンデスデビュー、CKで決勝点を演出

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 ブンデスリーガの第1節2日目が25日に各地で行われた。MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でハンブルガーSVと対戦し、1-0で勝利した。今夏にC大阪からニュルンベルク入りした清武は4-2-3-1のトップ下に入ると、先発フル出場でブンデスリーガデビュー。決定的なパスを出すなど存在感をみせ、左CKから決勝点を演出。デビュー戦を白星で飾った。

 19日に行われたDFBポカール1回戦では、格下のTSVハベルセ(4部相当)に延長戦の末に2-3で敗戦。同試合では途中出場だった清武だったが、この日はトップ下に入ると先発出場し、ブンデスリーガデビューを果たした。前半12分に清武が魅せる。中央からドリブルで持ち込むとDFを引きつけて右サイドへスルーパス。しかし、DFティモシー・チャンドラーのシュートはGKに阻まれた。同28分には清武が強烈なミドルシュートを放つもGK正面。得点にはつながらない。

 その後も清武は果敢にゴールを狙う。こぼれ球を拾ってのミドルシュートはGKに阻まれた。前半終了間際の45分には清武の右CKからファーサイドのDFティム・クローゼがヘディングシュート。最後はDFに弾かれた。前半を0-0で折り返す。

 後半開始2分にはニュルンベルクが決定機。清武が右サイドから中央へドリブルで持ち込むと、DFを引きつけて絶妙なスルーパス。PA内に抜け出たMFマイク・フランツがGKとの1対1を迎えるが、シュートはGKに阻まれた。

 すると後半23分、清武の左CKから先制点が生まれた。清武の蹴り込んだ左CK、ニアサイドのDFペル・ニルソンのヘディングシュートはクロスバーを叩くも、跳ね返りをゴール前のMFハノ・バリチュが右足で押し込み、先制。ニュルンベルクが待望の先制弾を奪ってみせた。その後はピンチの場面もあったが、GKラファエル・シェーファーの好セーブもあり、完封。清武はフル出場を果たすと、チームも1-0で逃げ切り、開幕戦で勝利を飾った。


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