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宇佐美が途中出場で好機演出もホッフェハイム敗れる、大津はベンチ外

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 ブンデスリーガは25日、第1節2日目を行い、FW大津祐樹の所属するボルシアMGはホームでMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムと対戦し、2-1で競り勝った。大津はベンチ外だった。宇佐美は後半24分から途中出場し、チャンスを演出したが、新天地でのブンデス初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 1-1の後半24分、MFフィルミーノに代わって左サイドに入った宇佐美。同29分には果敢にロングシュートを狙うが、力なくGKにキャッチされる。同31分にもカウンターの起点となる縦パスを送るが、最後はFWデルディヨクのシュートが枠を外れた。

 すると後半34分、ボルシアMGはMFアランゴが鮮やかな直接FKで勝ち越しゴール。後半43分には左サイドでボールを受けた宇佐美が縦に仕掛け、グラウンダーのクロスを送るが、DFにクリアされ、同点に追いつくことはできなかった。

 昨季は期限付きでバイエルンに移籍した宇佐美だが、ブンデスリーガの出場は3試合にとどまり、完全移籍の買い取りオプションを行使されず、1年での退団が決まった。今季、あらためてG大阪からの1年間の期限付き移籍でホッフェンハイムに加入。「試合経験を積むことが今年は絶対にいいと思った」と、ビッグクラブでの1年を終え、昨季11位で終えたクラブに新天地を求めた。

 ホッフェンハイムでの公式戦デビューとなった18日のDFBポカール(ドイツ国内杯)は4部相当のベルリナーAKにまさかの0-4大敗。後半から出場した宇佐美にとってもほろ苦いデビューとなった。これで公式戦2連敗。厳しい船出となったが、まずは先発定着を目指したい。


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