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[W杯欧州予選]ランパード「イングランドには時間が必要」

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 イングランド代表は、11日にホームで行われたブラジルW杯欧州予選でウクライナと対戦した。ウクライナに先制を許したイングランドは、試合終了間際にMFフランク・ランパードが決めたPKで1-1に追い付いている。しかし、内容的には満足できるものではなく、ランパードも「イングランド代表が正しいバランスを見つけるためには、時間が必要だ」とsportinglifeに語っている。

 初戦のモルドバ戦では5-0と大勝したイングランドだったが、2戦目の出来は褒められるものではなかった。ランパードは「ウクライナは簡単な相手ではないよ。良いチームであり、ボールを持った時に違いをつくれるウイングがいる。チームとしても経験を持っているからね」と語り、予選が厳しいものになることを示唆した。

「楽なグループではないよ。ポーランドやモンテネグロといった難しい相手もいるのだからね。ポーランドとモンテネグロは直接対決で引き分けているし、グループは拮抗している。アウェーで行われる次のポーランド戦は、非常にタフなものになるだろうね。忍耐が必要になると思う。すべてが上手くいくとは限らないのが国際試合だ。チームは今、若い選手と経験のある選手が融合しているところなんだ。モルドバ戦の勝利は喜べるけど、常に地に足を着けていないといけない。僕たちは、こうなりたいというところに向けた過程にあることを理解してほしい」

 試合終盤にPKを決めたランパードは、通算ゴール数を26として、MFブライアン・ロブソン氏の記録に並んだ。

「ブライアン・ロブソンの記録に並んだことは誇りに思う。でも、もっと嬉しいのは、ゴールを挙げることができて、勝ち点1を取れたことだ。残り時間がロスタイムを含めても、5、6分しかないことは分かっていたから、重要性は分かっていた。誰かがPKを蹴らなければいけないし、僕にはそれを引き受けて勝ち点にできる経験があった。決して簡単なものではないけれど、得点できて良かった。特に数日前にも蹴った後だとね。対戦するキーパーは、すべてのPKを見ているはずだから、それはプレッシャーになるよね」と、PKを決める難しさを語っている。

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