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吉田がプレミアデビューも、サウサンプトンはアーセナルに1-6で大敗

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 プレミアリーグの洗礼を受けた。サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は、15日に行われたアーセナル戦で、前半28分からピッチに立ち「子供の頃からの憧れ」と話したプレミア・デビューを飾った。しかし、31分にFWルーカス・ポドルスキに直接FKを決められると、その4分後には吉田がFWジェルビーニョに背後を取られてしまい、追加点を許す。吉田の出場後、5失点を喫したサウサンプトンは、今季無敗のアーセナルに1-6で敗れ、ホロ苦いデビュー戦となってしまった。なお、FW李忠成はベンチ外だった。

 前半11分にオウンゴールで先制を許したサウサンプトンは、13日に合流したばかりの吉田を前半28分にピッチに送り出した。しかし、前節リバプールに2-0で勝利したアーセナルの勢いに圧倒された。前半31分にポドルスキに直接FKを決められると、同35分にはMFミケル・アルテタのパスが吉田の背後を取ったジェルビーニョに渡り、3点目を許してしまう。同37分には、この日2点目のオウンゴールを献上したサウサンプトンは、前半終了間際にDFダニエル・フォックスが1点を返したが、1-4と大差を付けられる。

 後半に入っても、アーセナルのゴールラッシュは止まらない。後半26分にジェルビーニョがこの日2点目となるゴールを挙げると、同43分にも古巣との試合となったFWセオ・ウォルコットが、追加点を挙げた。チームに合流して間もない吉田は、体を寄せてシュートをブロックする場面もあったが、寄せの甘い中盤の背後で苦戦を強いられ続けた。

 8シーズンぶりのタイトルを目指すアーセナルにとっては、チームに勢いがつきそうな6ゴールの大勝となったが、サウサンプトンは今後に不安を残す一戦となった。アーセナルは次節マンチェスター・シティと、サウサンプトンは次節アストン・ビラと、それぞれ対戦する。


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