ハノーファーに所属する日本代表DF酒井宏樹が7日にホームで行われるドルトムント戦で今季初先発する可能性が高まった。ビルト紙の予想先発では主力右SBでチームのキャプテンでもあるDFチェルンドロが風邪で欠場予想。代役に酒井宏の名が挙がっている。

　今夏に柏からハノーファーへ移籍し、初の欧州挑戦を果たした酒井だが、先発争いのライバルはキャプテンでアメリカ代表のDFチェルンドロ。そのため、なかなかチャンスに恵まれず。8月30日に行われたELのプレーオフ第2戦・ウロツワフ戦(5-1)でようやく途中出場すると、ハノーファーでのデビューを果たし、アシストも記録したが、その後の公式戦3試合ではベンチ入りするも出番はなかった。

　それでも9月23日のホッフェンハイム戦(1-3)で途中出場でブンデスリーガデビューを飾る。しかし本職ではない右SHでのプレー。試合後には「またチャンスをもらえるようにしたい。チャンスが回ってくるように自分で良いプレーをしないと。待っているだけじゃダメだと思う」と口にしていた。王者・ドルトムント戦でブンデスリーガ初先発を果たし、日本代表の一員として参加する欧州遠征へ弾みをつけたいところだ。

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