beacon

アーセナルMFアルテタ「メンタルを変える必要があった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アーセナルに所属するMFミケル・アルテタは、アンカーとしてプレーすることが増えている。本体は攻撃的な選手だが、MFアレクサンドル・ソングのバルセロナ移籍に伴い、より守備的な役割を任されることが増えた。

 クラブの公式HPによると、今シーズンのアルテタは、94%近いパス成功率を誇っており、プレミア・リーグの選手の中で、最も多くのパスを通しているという。30歳のMFは、クラブのオフィシャルマガジンのインタビューで「少しメンタリティを変える必要があった」と、新たなポジションでのプレーについて口にしている。

「重要な仕事だよ。チームの攻守のバランスを保つ仕事だ。今はそれにトライしてるんだ。少しメンタリティを変える必要があったね。今までのように攻め上がることは出来ないし、攻撃を犠牲にする必要がある事は分かってる。でも、それがチームにとって有益なら喜んで仕事をするよ」

 大事なのはポジションではなく、アーセナルでプレーできることだと、彼は続ける。

「アーセナルの様なトップレベルのクラブでプレーするなら、様々な役割や状況に適応する必要がある。チームには優れた攻撃陣が沢山いるし、自分にはもっと守備的な責任がある事を自覚してるよ。チームメートを助けるためにも、自分がその責任を負う必要があるし、正しい結果が出てる限りは満足さ」

 レギュラーに定着した多くの選手がチームを離れていく中で、その穴を埋め、新境地を開いた30歳のスペイン人MFへの期待は増すばかりだ。

▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP