今シーズン、マンチェスター・シティからトッテナムに加入したFWエマニュエル・アデバヨルだが、アンドレ・ビラス=ボアス監督の下では、出場機会が与えられていない。今季のプレミア・リーグでは先発出場がなく、82分間しかピッチに立てていないため、1月にはチームを離れるとイギリスのSun紙が報じている。

　MFガレス・ベイルが恋人の出産に立ち会い、出場できなかったチェルシー戦(2-4)でも、ベンチスタートとなっていた。かつてアーセナルに所属していたストライカーは、わずか2か月前に500万ポンド(約6億4000万円)の移籍金で、トッテナムに加入したばかりだった。前年もマンチェスター・Cからトッテナムに加入し、32試合に出場し、17得点を記録した。

　クラブ関係者は「マヌ(アデバヨル)は、プレー機会を求めている。チェルシー戦でのスタメン出場を望んでいた。彼にとって今後もスパーズでプレーを続けるかどうか、重要な判断を下す一戦だったようだ。ビラス=ボアス監督は、彼を重視していないし、マヌも移籍するべきだと考えたようだ」と、明かしている。

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