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長友途中出場のインテルはリーグ6連勝で2位に浮上、次節はいよいよ首位ユベントスと激突

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 セリエAは10月31日、第10節2日目を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでサンプドリアと対戦し、3-2で逆転勝利をおさめた。長友はベンチスタートとなったが、後半18分から途中出場を果たし、リーグ戦6連勝、公式戦では8連勝に貢献している。勝ち点を24に伸ばしたインテルは、アタランタに敗れたナポリをかわして2位に浮上。次節(3日)、首位ユベントスとの大一番へ向け弾みをつけた。

 インテルは前半、ワンチャンスをものにされてしまう。前半20分、サンプドリアに左サイドでFKを与えると、ゴール前へクロスが上がる。ファーサイドでDFラノッキアがクリアに行くが、DFサムエルと被ってしまう。うまくクリアできず、ボールはゴール前で待つMFジャンニ・ムナーリの足元にこぼれてしまい、簡単に押し込まれてしまった。

 だがインテルは後半に入ってから反撃に出る。後半7分にFWディエゴ・ミリートが自ら得たPKを、右ポストに当てながらもきっちり決めて同点。さらに同23分、カウンターからFWカッサーノがドリブルで持ち上がると、並走しながら駆け上がったFWロドリゴ・パラシオにラストパス。パラシオは落ち着いて左隅に流し込み、逆転に成功した。

 さらにDFアルバロ・ペレイラに代わって後半18分から登場した長友も得点に絡む。後半37分、左サイドへの浮き球パスで長友が抜け出すと、最後はカッサーノからの横パスを受けたMFフレディ・グアリンが豪快に決めた。終了間際に1点を返されたインテルだったが、ホームできっちり勝ち点3を獲得した。


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