beacon

乾は開幕10戦連続先発も5戦連続の途中交代、ホームで最下位とドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガは2日、第10節1日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでG・ヒュルトと対戦し、1-1で引き分けた。先発落ちの危機とも報じられた乾は開幕から10試合連続で先発出場を果たしたが、1-1に追いつかれた直後の後半12分に交代。5試合連続の途中交代となり、チームも今季1部に昇格してきた最下位チーム相手に引き分けに終わった。

「自分がうまくなってまた信頼を勝ち取るしかない」。1日に更新した自身の公式ブログでそう決意を新たにしていた乾。一部では先発落ちの可能性も報じられていたが、この日も先発でピッチに立った。チームは開始早々の1分にMFマイアーのミドルシュートで先制。幸先よくリードを奪うと、前半12分にはマイアーのラストパスから乾がGKと1対1の絶好機を迎えるが、シュートはGKにキャッチされ、決め切れなかった。

 前半27分には自陣での乾のパスミスからピンチを招く。バックパスがそのままFWアサモアに渡り、決定機なシュートを許したが、何とかGKがセーブした。攻撃がかみ合わないフランクフルトは今季1勝のG・ヒュルトに対し、なかなかチャンスをつくれない。1点リードで折り返した後半8分にはカウンターから失点。1-1の同点に追いつかれると、直後の後半12分、乾はMFマトムールと交代し、ベンチに下がった。

 その後もなかなか試合の流れを変えられず、そのまま1-1で終了。ホームで最下位相手に勝ち点1に終わったフランクフルトは前節のシュツットガルト戦(1-2)に続いて勝利を挙げられなかった。開幕6戦無敗(5勝1分)の勢いは消え、最近4試合は1勝1分2敗。乾にとってもチームにとっても痛い結果となった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2012-13特集

TOP