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吉田フル出場のサウサンプトンは、今季初の完封でリーグ戦2連勝

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 プレミア・リーグは25日、第13節2日目を行い、日本代表DF吉田麻也とFW李忠成の所属するサウサンプトンはニューカッスルと対戦し、2-0で勝利した。李はベンチ外となったが、吉田はCBとしてフル出場。FWデンバ・バ、FWパピス・シセの強力2トップを擁するニューカッスルを相手に奮闘し、今季初の完封勝利に貢献している。

 立ち上がりから試合の主導権を握ったのは、ホームのサウサンプトンだった。セカンドボールを回収し、波状攻撃を見せる。前半32分には左サイドを突破したFWランバートから中央のMFパンチョンにパスが出る。パンチョンは狙いすましたシュートを放ったが、GKクルルにセーブされた。その2分後にもFKを得たサウサンプトンは、ランバートが直接ゴールを狙ったが、クロスバーを叩き、得点は挙げられない。

 それでも同34分には、分厚い攻撃を見せ、最後はGKクルルを引き付けたMFガストン・ラミレスからのパスを受けたMFアダム・ララーナが確実にゴールを決めた。降格圏の19位に沈むサウサンプトンだが、ニューカッスルを圧倒して前半を折り返す。

 雨足の強くなった後半も、サウサンプトンは攻勢に出る。PA内でララナからのヒールキックでのパスを受けたパンチョンが、左サイドから折り返す。これをGKクルルが弾いたところを詰めたMFガストン・ラミレスが追加点を挙げて、2-0と点差を広げた。

 その後も、サウサンプトンはチャンスをつくる。パンチョンのシュートがポストを叩き、CKからDFフォンテの放ったヘディングシュートもクロスバーに嫌われ、追加点は挙げられなかった。それでもニューカッスルにも得点を許さず、2-0で勝利。前節のQPR戦(3-1)に続く勝利で、今季リーグ戦で初となる連勝を飾っている。

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