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ベニテス監督の初陣を迎えたチェルシーは、シティとスコアレスドロー

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 プレミア・リーグは25日、第13節の2日目を行い、昨季の欧州CL王者チェルシーはホームに昨季リーグ王者のマンチェスター・シティを迎えて試合を行った。ロベルト・ディ・マッテオ監督を解任し、新たにラファエル・ベニテス監督を迎えたチェルシーは、マンチェスター・シティに押し込まれたが、堅守を見せて0-0で試合を終えている。

 両チームとも細かくパスをつなぎ、攻撃を構築するが、フィニッシュまで持ち込めたのはアウェーのマンチェスター・シティだった。前半21分には右サイドのDFパブロ・サバレタのクロスをMFダビド・シルバがヘッドで合わせたが、ボールはクロスバーの上を越えて行った。同37分にもシティはPA内でフリーになったサバレタがシュートを放ったが、GKペトル・チェフに弾かれている。一方、チェルシーはDFダビド・ルイスが直接FKを枠内に飛ばしたが、前半のシュートはこの1本に終わった。

 後半に入り、両チームがチャンスをつくり出す。後半14分にMFヤヤ・トゥレが鋭いシュートをゴールマウスに飛ばし、GKチェフを脅かす。その2分後にはチェルシーも、MFフアン・マタ、MFエデン・アザールと渡ったボールを最後はFWフェルナンド・トーレスが思い切りよくシュートしたが、ゴールマウスを捉えることはできなかった。

 後半24分にシティはFWカルロス・テベスをピッチに送り出した。チェルシーも同26分、アザールを下げてMFビクター・モーゼスを起用している。押し気味に試合を進めるシティだが、チェルシーの守備を破るには至らない。対するチェルシーも何度か速攻を試みる。同40分にはDFアシュリー・コールが、モーゼスのパスを受けてシュートを放ったが、GKジョー・ハートに枠外へ弾き出された。

 ロスタイムにはシティがCKから決定機を迎えるが、DFビセンテ・コンパニのヘディングシュートはGKチェフにキャッチされた。このままスコアレスで試合は終了。新監督を迎えたチェルシーだったが、リーグ戦5試合未勝利となった。


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