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宇佐美、ベンチ入りも3試合連続出番なし…ホッフェンハイムは6連敗

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 ブンデスリーガは16日、第17節3日目を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムはホームでドルトムントに1-3で敗れ、泥沼の6連敗を喫した。前節はベンチ外だった宇佐美は2試合ぶりのベンチ入りを果たしたが、出番なし。年内最終戦を消化不良のまま終え、チームも7戦白星なし(1分6敗)で中断期間に入った。

 マルクス・バベル前監督を解任し、前節のハンブルガーSV戦(0-2)からフランク・クラマー暫定監督が指揮を執るホッフェンハイム。前半戦最終戦は2連覇中の王者をホームに迎えたが、3失点の完敗に終わった。今節は17位アウクスブルクと18位G・フュルトが直接対決で1-1ドロー。16位ホッフェンハイムとの勝ち点差は両チームともに「4」から「3」に縮まった。

 ドルトムントは前半26分、MFマリオ・ゲッツェが左45度から右足でニアサイドを破る豪快な先制点。ホッフェンハイムも同35分、DFジョンソンのアーリークロスをニアでMFフォラントが流し、中央のFWシップロックが右足で押し込んだ。

 前半は1-1で折り返したが、後半に入ると、積極的に高い位置からプレッシャーをかけていたホッフェンハイムの選手の運動量が落ち始める。すると後半13分、ゲッツェのスルーパスに抜け出したFWマルコ・ロイスの折り返しをMFグロツクロイツが押し込み、ドルトムントが勝ち越しに成功した。

 後半17分にFWホセルとDFオフスを投入し、一気に2枚のカードを切ったホッフェンハイム。しかし、流れを変えられず、同21分にFWレワンドフスキに決定的な3点目を奪われた。同25分、最後の交代枠を使ってMFフィルミノを投入。宇佐美に出番は訪れなかった。

 前節のハンブルガーSV戦は戦術理解度の低さを理由にベンチから外された宇佐美。2試合ぶりのベンチ入りを果たしたものの、この日も起用されることはなかった。3試合連続で出場機会がないまま、約1か月のウインターブレイクに入ることになった。


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