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ユナイテッドは敵地でウィガンに完勝 香川は途中出場、宮市はベンチ外

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 プレミア・リーグは1日、第21節1日目を各地で行い、日本代表FW宮市亮の所属するウィガンは、ホームで日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドと対戦。試合は4-0でユナイテッドが勝ち、リーグ戦3連勝を飾っている。宮市は負傷のため、ベンチ入りせず。12月29日に行われたWBA戦(2-0)で2か月ぶりに復帰し、スタメン出場した香川は、後半24分からピッチに立ち、2試合連続の完封勝利に貢献した。

 序盤は攻めあぐねたユナイテッドだが、前半25分過ぎから攻勢を強める。27分には左サイドからMFライアン・ギグスがクロスを入れるが、FWハビエル・エルナンデスには合わず。同30分にも、FWロビン・ファン・ペルシーのFKがゴールに飛んだが、GKアリ・アル・ハブシにセーブされた。同33分にはDFラファエル・ダ・シウバのシュートがゴールへ飛んだが、これもGKアル・ハブシが反応し、得点は許さない。

 それでも前半36分、高い位置で相手のパスをカットすると、PA内でボールを受けたDFパトリス・エブラがシュート。これはGKアル・ハブシに弾かれたが、そのボールにエルナンデスが反応。ゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制した。

 同43分にも右サイドからエルナンデスがゴール前にクロスを入れる。これを受けたファン・ペルシーが左足で切り替えし、右足のインサイドでシュートを放つ。ファン・ペルシーの3試合連続となるゴールで、ユナイテッドは2点をリードし、前半を折り返した。

 後半はユナイテッドが一方的にボールを支配する展開となった。ようやくウィガンが攻撃を見せたのは14分。速攻からFWフランコ・ディ・サントの折り返しをFWアルナ・コネがゴールに叩き込んだが、コネがオフサイドの位置にいたとして得点は認められなかった。

 後半18分にはFKを得たユナイテッド。ファン・ペルシーのシュートが壁に当たると、こぼれ球にエルナンデスが反応する。ボレーシュートが決まり、3-0と勝利を決定づけた。同23分には相手ボールを奪ったファン・ペルシーが、3人のDFに向かって行き、シュートに持ち込んだが、これはクロスバーを越えている。

 後半24分にアレックス・ファーガソン監督は、MFマイケル・キャリックに代えて、香川を投入した。センターハーフで起用された香川が攻め上がる回数は少なかったが、ユナイテッドは同44分にFWダニー・ウェルベックの折り返しから、ファン・ペルシーが今季リーグ戦21試合で16点目となるゴールを決めて、4-0で勝利している。


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