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C・ロナウド不在のレアル、途中出場のカカ退場で最下位オサスナとドロー

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 リーガ・エスパニョーラは12日、第19節を行い、3位レアル・マドリーは敵地で最下位のオサスナと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。FWクリスティアーノ・ロナウドを出場停止で欠くレアルは後半31分に途中出場のMFカカが退場。数的不利の展開を強いられ、そのまま無得点で引き分けた。

 年明け初戦となった6日のソシエダ戦は試合の大半を10人で戦いながら4-3の逆転勝ちをおさめ、3試合ぶりの白星を挙げたレアル。ソシエダ戦の前半6分に退場したGKアダンが出場停止で、この日はGKカシージャスが3試合ぶりに先発でゴールを守った。さらにC・ロナウド、DFセルヒオ・ラモスも出場停止。特にソシエダ戦で2得点を挙げ、9日に行われたコパ・デル・レイ5回戦のセルタ戦(4-0)ではハットトリックを達成した背番号7の不在が重く響いた。

 前半からなかなか決定機をつくれないレアルにとって、1点が遠い展開が続いた。0-0のまま前半を折り返すと、後半13分には2人を同時交代。MFディ・マリア、FWイグアインに代えてカカ、FWベンゼマをピッチに送った。さらに同23分、MFモドリッチを下げ、MFエジルを投入。3枚の交代枠を使い切った。

 攻撃的なカードを切って何とか流れを引き寄せようとするが、後半31分にカカが2枚目の警告で退場。出場から20分も満たない時点でピッチを去ることになり、前節・ソシエダ戦に続いて10人での戦いを余儀なくされた。後半34分、MFカジェホンがゴールネットを揺らすが、わずかにオフサイドの判定。結局、最後までゴールを奪うことができず、0-0のままタイムアップとなった。

 レアルは昨年11月24日のベティス戦(0-1)以来、6試合ぶりの無得点。首位バルセロナに勝ち点16差を付けられている中、10人とはいえ、最下位チーム相手に勝ち点1を積み上げるにとどまり、痛恨のスコアレスドローに終わった。バルセロナは13日に敵地でマラガと対戦する。


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