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吉田フル出場のサウサンプトンが2点差を追い付きチェルシーとドロー、リーグ戦5試合無敗に

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 プレミア・リーグは16日に、チェルシーがクラブW杯に出場していたため、延期となっていた第17節の1試合を行い、チェルシーと日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するサウサンプトンが対戦した。前半で2点のビハインドとなったサウサンプトンだが、後半13分に途中出場したFWリッキー・ランバートのゴールで1点を返すと、同30分にもFWジェイソン・パンチョンがゴールを挙げて、同点に追いつく。FA杯の3回戦ではチェルシーに1-5と大敗を喫したサウサンプトンだが、2-2のドローで勝ち点1をつかんだ。吉田はフル出場し、李はベンチ外となっている。

 前半25分、チェルシーは冬の移籍市場でニューカッスルから獲得したFWデンバ・バがPA内で浮いたボールに反応。右足のボレーシュートで1点を先制する。さらに前半終了間際の45分には、MFラミレスのシュートがクロスバーに当たり跳ね返ったボールをMFエデン・アザールが左足でゴールに蹴り込み、一気にサウサンプトンを突き放した。

 このまま危なげなく欧州王者が逃げ切るかと思われたが、後半に入って試合の流れが一変する。合図となったのは、後半10分の選手交代だった。サウサンプトンはリッキー・ランバートをピッチに送り込み、反撃に出る。出場から3分後にランバートがMFナザニエル・クラインのクロスをヘッドで決めて1点を返す。さらに同30分にもDFルーク・ショーからのパスを受け得たパンチョンが、左足でシュートを決め、同点に追い付いた。

 マンチェスターの2クラブとの勝ち点差を詰めたいチェルシーも、後半35分にMFフランク・ランパードをベンチに下げ、FWフェルナンド・トーレスを投入。デンバ・バとの2トップに布陣を変更したが、直近のリーグ戦4試合無敗のサウサンプトン守備陣を崩し切れず。試合は2-2のドローで終わっている。

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