beacon

シティはリバプールと引き分け、首位ユナイテッドとの差が開く

このエントリーをはてなブックマークに追加

 プレミア・リーグは3日、第25節を行い、マンチェスター・シティはホームにリバプールを迎えた。前日に首位のマンチェスター・ユナイテッドが勝利したこともあり、勝ち点3の欲しいシティが、前半23分にFWエディン・ジェコのゴールで先制する。しかし、FWダニエル・スターリッジに同点ゴールを決められて迎えた後半は、MFスティーブン・ジェラードにもミドルシュートを決められてリードを許した。シティも譲らない。後半33分にFWセルヒオ・アグエロが試合を振り出しに戻した。このまま2-2で試合は終了。両チーム勝ち点1を分け合う結果となった。

 試合は、立ち上がりから両チームが積極的にゴールに向かう好ゲームとなった。開始早々、シティはMFダビド・シルバが相手のクリアーボールを拾ってゴールを狙う。しかし、シュートはGKペペ・レイナに弾かれた。23分にはシルバのパスからMFジェームズ・ミルナーが縦へ突破。ゴール前に折り返したところをジェコが決めて、ホームのシティが先制した。

 対するリバプールも前半29分、シティのアカデミー育ちのスターリッジがシュートを突き刺した。高い位置からのプレッシングでボールを奪うことに成功していたリバプールは、この場面でも相手の最終ラインに苦し紛れのパスを出させて、攻撃につなげていた。前半終了間際の44分にも、DFパブロ・サバレタのバックパスが自ゴールへと転がったが、左に逸れて行った。

 後半は互いに主導権を握り合う展開となり、中盤で激しい攻防が繰り広げられた。迎えた後半28分、DFのクリアーボールを拾ったジェラードが、強烈なミドルシュートを叩き込み、リバプールが逆転に成功した。

 勢いづくリバプールに対し、シティも一瞬の隙を逃さない。最終ラインの裏へ出たボールにアグエロが反応する。これに対してGKペペ・レイナも飛び出すと、先にボールに追いついたアグエロは、GKをかわして難しい角度から、鮮やかにゴールネットを揺らして見せた。

 後半44分には、再びスターリッジがPA外からの強烈なシュートでゴールを脅かしたが、GKジョー・ハートが好セーブを見せて、得点を与えない。シティも人数を掛けたボール回しからリバプールゴールに迫ったが、得点を挙げることはできず。4つの美しいゴールが入った試合は、引き分けに終わっている。

▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP