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サウサンプトンがマンチェスター・シティを圧倒、吉田もフル出場で勝利に貢献

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 プレミア・リーグは9日、第26節を各地で行った。日本代表DF吉田麻也とFW李忠成の所属するサウサンプトンはホームでマンチェスター・シティと対戦し、3-1で勝利した。フル出場を果たした吉田は、体を張った守備で勝利に貢献。李は3試合連続でベンチ入りを果たしたが、この日も最後まで出番はなかった。

 サウサンプトンイレブンがシティ相手に躍動した。まずは前半7分、中盤でボールを奪ったMFジェイソン・パンチョンがドリブルで持ち上がりゴール中央に走りこんだFWジェイ・ロドリゲスにパス。ロドリゲスのシュートはGKジョー・ハートが飛び出し弾くが、こぼれ球をパンチョンが押し込み、幸先よく先制に成功。

 さらに前半22分、ワンツーでPA内に侵入したFWリッキーランバートが切り返しでDFをかわしてシュート。GKの正面を突くが、ジョー・ハートがまさかのファンブル。股間を抜けこぼれたボールにMFスティーブン・デイビスが飛び込み、リードを広げた。

 まさかの展開を強いられたシティだったが、前半のうちに1点を返す。サウサンプトンのCKからボールを奪ったシティは、見事なカウンターを見せゴール前まで持ち上がる。最後はDFパブロ・サバレタのクロスをFWエディン・ジェコが倒れ込みながらも合わせて、何とか1点差にして前半を折り返した。

 だがまたもシティのミスからサウサンプトンに得点が生まれる。後半3分、ランバートが左サイドを駆け上がると、中央にグラウンダーのクロスボールを入れる。ボールは相手MFギャレス・バリーに渡るが、クリアに行ったボールが枠内に飛んでしまい、サウサンプトンはまたも点差を2点とした。

 試合はこのまま内容でも圧倒したサウサンプトンが3-1勝利で終了。22節のアストン・ビラ戦以来、5試合ぶりの白星を手にした。マウリシオ・ポチェッティーノ監督就任後、4戦目にして初勝利を挙げた。一方、格下に痛い黒星を喫したマンチェスター・シティは明日試合を行う首位のマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差9を詰めることは出来なかった。逆に3位のチェルシーが勝利したため、勝ち点差1に詰め寄られる結果となった。


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