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内田欠場のシャルケは首位バイエルンに完敗、最近10試合でわずか1勝

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 ブンデスリーガは9日、第21節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地で首位バイエルンと対戦し、0-4で敗れた。内田はリーグ戦では9試合ぶりのベンチ外。チームは今季ワーストタイの4失点で2連敗となった。

 6日のラトビア戦前に38度の発熱をし、4日の練習を休んでいた内田。体調不良、さらには右太腿裏の不安も押してラトビア戦には強行先発したが、ドイツに戻って中2日で迎えたリーグ戦はベンチ外となった。

 内田が欠場したチームは、首位を独走するバイエルンに力の差を見せつけられた。前半19分、MFフランク・リベリの獲得したPKをDFダビド・アラバが決めて先制。同32分にはMFシュバインシュタイガーが鮮やかな直接FKで追加点を決めた。

 後半に折り返してもバイエルンのペースで試合は進む。後半6分、MFロッベンが左サイドを突破。折り返しのこぼれ球をFWマリオ・ゴメスが拾って後方に落とし、アラバが左足で自身2点目を奪った。同18分には完全にシャルケ守備陣を崩し、シュバインシュタイガーの浮き球のパスに抜け出したロッベンがゴメスにラストパス。ゴメスは難なく右足で押し込み、4-0と試合を決定づけた。

 4試合連続の完封勝利を飾ったバイエルンはこれで12戦負けなし(9勝3分)。この日、2位ドルトムントがハンブルガーSVに1-4で敗れたため、勝ち点差は「12」から「15」に広がった。一方のシャルケは2連敗で3試合白星なし(1分2敗)。最近10試合でわずか1勝(3分6敗)とチーム状態は深刻で、順位も暫定9位にまで後退した。


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