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インテルが4試合ぶり白星で4位に浮上、フル出場の長友も積極プレーで勝利に貢献

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 セリエAは10日、第24節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでキエーボと対戦し、3-1で勝利した。左SBでの先発となった長友は、3試合連続のフル出場で、第20節のペスカーラ戦以来、4試合ぶりの勝利に貢献した。

 いきなり試合が動いた。前半2分、右サイドでCKを獲得したインテルはFWアントニオ・カッサーノがファーサイドに大きくクロスボールを上げる。DFアンドレア・ラノッキアが折り返し、DFフアンが頭でそらすが、FWシリル・テローがクリア。だがこぼれ球をカッサーノが再び拾い、右サイドから豪快に蹴り込むと、シュートはGKの手を弾きゴールネットに吸い込まれた。

 だがアウェーのキエーボも早い段階で反撃。前半21分、左サイドからDFボヤン・ヨキッチがクロスを上げると、中でドフリーとなっていたMFルカ・リゴーニが難なく頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 しかしこの日のインテルはすぐさま勝ち越しに成功する。前半26分、またも右サイドからのCKをカッサーノが蹴り入れると、今度はラノッキアが直接頭で合わせて、リードを奪った。

 後半に入ると、5分、第20節のペスカーラ戦以来の出場となったFWディエゴ・ミリートがMFエステバン・カンビアッソのラストパスから得点を奪い、自らのゴールで復帰を祝ってみせた。

 後半31分には昨年9月にアキレス腱の再建手術を受けたMFデヤン・スタンコビッチが今季初出場を果たすなど、落ち着いた試合運びを見せたインテル。その後得点を奪うことは出来なかったが、長友も何度もゴール前に侵入するなど、積極的なプレーを見せ、4試合ぶりの勝ち点3獲得に貢献した。勝ち点を43に伸ばしたインテルはカリアリと引き分けたミランをかわして、4位に浮上した。


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