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更なる成長を誓う宇佐美「攻撃面で能力を出し切れていない」

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 ホッフェンハイムに所属するMF宇佐美貴史がブンデスリーガ公式サイトで新監督の下での手ごたえと、ブンデス残留へ向けての意気込みを語っている。

 ホッフェンハイムは今冬の中断期間で監督交代を行い、マーコ・クアツ監督を迎え、巻き返しを期している。だが今月2日のフライブルク戦で3か月ぶりの勝利を手にしたが、まだまだ降格圏から抜け出せずにいる。しかし宇佐美はこの監督交代がいい方向に向かっていると話す。「後半戦では失点が大幅に減った。このままいけば、1部残留は可能だと思う」。

 個人的にもこの監督交代がプラスに働いているようだ。「いまの監督は、自分のポジションで何をすべきなのかをはっきり言ってくれる。守備への素早い切り替えなんかも、そのひとつ」。だがチーム同様、個人としても不完全燃焼に終わっている現状を、「攻撃面で能力を出し切れていない」と嘆いている。

 17日には15位のシュツットガルトと対戦。順位は2つ上だが、勝ち点差では9と開いている。残留へ向け負けられない戦いとなる。宇佐美も「シュツットガルトもスランプだし、うちがここ数試合でも見せたような気迫で立ち向かえば、勝機は十分にある」と意気込んでいる。

「ブンデスリーガでは要求されるレベルがすごく高いし、体の当たりが激しいサッカーは自分にとっては、むしろ不利だと思う」と話したという宇佐美。しかし目標の2014年W杯出場のためにも成長の場としては最高の舞台だと確信している。エースとして活躍し、チームをこの苦境から救うことができれば、必然と道は開けているはずだ。


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