プレミアリーグは24日、第27節を行い、DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは敵地でニューカッスルと対戦し、2-4で敗れた。吉田は23試合連続のフル出場となったが、チームは大量4失点を喫し、3試合ぶりの敗戦に終わった。

　前半3分にMFシュネイデルランのゴールで幸先よく先制したサウサンプトンだったが、その後はホームのニューカッスルに押し込まれる展開が続く。同33分にカウンターから同点に追いつかれると、ニューカッスルは前半終了間際の42分、FWパピス・シセがGKの頭上を越す豪快なミドルシュートを叩き込み、逆転に成功した。

　試合をひっくり返されたサウサンプトンも後半5分、右サイドを抜け出したMFララナの折り返しにFWリッキー・ランバートが右足で合わせ、2-2の同点に追いついた。ところが、後半22分、ハンドで与えたPKをMFカバイエに決められ、再び勝ち越しを許す。同34分には右サイドからのクロスボールをDFフォックスがクリアしようとしたが、ボールは目の前のDFホーイフェルトに当たってゴールマウスへ。まさかのオウンゴールで4失点目を喫し、2-4で敗れた。

　ニューカッスルに順位でも逆転されたサウサンプトンは16位に後退。降格圏となる18位アストン・ビラとの勝ち点差は「3」に縮まっている。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2012-13特集ページ