2014年W杯ブラジル大会欧州予選C組のドイツ代表は22日、アウェーでカザフスタン代表と対戦し、3-0で快勝した。

　ドイツは前半20分、左中間でくさびのパスを受けたMFメスト・エジルが右前方のMFバスティアン・シュバインシュタイガーへパス。ファーストタッチがやや乱れたシュバインシュタイガーだったが、すぐさま右足で浮かしてコントロールすると、その落ち際を右足で叩いて先制ゴール。貴重な1点をもたらす。

　ドイツはさらに直後の22分、PAでの混戦から、カザフスタン守備陣の中途半端のクリアをMFマリオ・ゲッツェが右足でゴールへ押し込んで2-0とする。この後、なかなか3点目を奪うことができなかったものの、後半29分に右サイドのエジルの折り返しをMFトーマス・ミュラーが左足で押し込み、ダメ押した。

　昨年10月16日のスウェーデン戦を4-4で引き分けて連勝がストップしたドイツだったが、アウェー戦勝利で消化試合が1試合少ない2位・スウェーデンとの勝ち点差を5としている。ドイツは26日、今度はホームでカザフスタンと再戦する。

[写真]後半29分、ダメ押しゴールを決めたミュラー(右)とエジルの喜びは控えめ

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