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リバプールに逆転負けのアストン・ビラは降格圏を抜け出せず

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 プレミア・リーグは31日に第31節2日目を行い、降格圏内の18位に沈むアストン・ビラはホームに7位のリバプールを迎えた。前半に先制したアストン・ビラだったが、後半2分に同点ゴールを許すと、同15分にもMFスティーブン・ジェラードにPKを決められて、逆転される。反撃に出たいアストン・ビラは、後半ロスタイムにFWクリスティアン・ベンテケがゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められず。結局、1-2で敗れ、降格圏を抜け出すことはできなかった。

 立ち上がりからリバプールのFWルイス・スアレスが積極的にゴールを狙っていく。前半9分には、PA外でボールを持つとドリブルからトーキックでシュートを放ったが、枠を外れている。同25分にもMFコウチーニョのスルーパスを受けて決定機を得たスアレスだったが、シュートは枠の左に逸れて行った。

 すると、何度か鋭い攻撃を見せていたアストン・ビラが、前半31分に先制する。FWガブリエル・アグボンラホーが落としたボールをFWクリスティアン・ベンテケが決めて、アストン・ビラが先制した。1点を追うリバプールは、その後もスアレスがロングシュート、GKとの1対1とチャンスを迎えるが決めきれず。43分にはPA外からジェラードが強烈なシュートを放ったものの、GKブラッド・グザンが好セーブを見せた。

 前半は無失点に抑えたアストン・ビラだったが、後半2分に失点を喫してしまう。コウチーニョのパスを受けたMFジョーダン・ヘンダーソンが確実にシュートを決めて、同点に追いつく。その後もリバプールが主導権を握り、10分にはスアレスのスルーパスを受けたコウチーニョが、ドリブルでボールを運び、PA内でシュートを放つ。しかし、これはボールはゴールマウスの左に外れて行った。さらに同13分にも、DFグレン・ジョンソンのシュートがポストに嫌われる。それでも、攻め続けるリバプールは、後半15分にスアレスがPA内で倒されてPKを獲得する。これをジェラードがゴール左下隅に決めて、リバプールが逆転した。

 アストン・ビラも後半20分にはCKからベンテケが決定的なヘディングシュートを放ったが、ゴールライン上でジェラードにクリアーされてしまった。同24分にはDFマシュー・ロウトンが意表を突くロングシュートを放ったが、これもGKペペ・レイナによって枠外へ弾き出された。

 終盤になるとアストン・ビラは引いたリバプールを崩すことができず、1-2で敗れて連勝は2でストップ。降格圏を脱することはできなかった。一方、前節サウサンプトンに敗れたリバプールは、逆転勝利で勝ち点を48に伸ばしている。

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