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清武が2戦連続のアシスト、長谷部との日本代表対決はドロー

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 ブンデスリーガは31日、第27節2日目を行い、日本代表MF長谷部誠の所属するボルフスブルクはホームで日本代表MF清武弘嗣とMF金崎夢生の所属するニュルンベルクと対戦し、2-2で引き分けた。長谷部は右SBで3試合ぶりの先発出場。トップ下でフル出場した清武は後半21分に同点ゴールをアシストし、日本代表対決は痛み分けに終わった。4試合連続のベンチスタートだった金崎は後半44分から途中出場し、4試合ぶりのピッチに立った。

 ボルフスブルクのヘッキング監督にとって、ニュルンベルクは昨年12月まで監督を務めていた古巣。ニュルンベルクの選手たちにとっても、シーズン途中の電撃就任でチームを去った前監督との対決とあって、互いに負けられない意地がぶつかり合った。

 ボルフスブルクは前半3分、MFジエゴの鮮やかな直接FKで先制点。ニュルンベルクも同5分、清武からの絶妙なスルーパスに抜け出したFWエスバインが右足で狙うが、わずかにゴール左に外れた。ボルフスブルクは前半27分にFWイビツァ・オリッチが豪快な左足ミドルで追加点。前半ロスタイムにはカウンターからFWパトリック・ヘルメスのシュートがポストを叩くなど試合を優勢に進め、2点リードで前半を折り返した。

 後半は試合展開が一変する。ニュルンベルクは後半16分、左サイドを縦に仕掛けた清武のクロスを相手DFがクリア。セカンドボールをMFティミー・シモンがエリア外から豪快な左足ダイレクトボレーで蹴り込んだ。1-2と1点差に追い上げると、さらに同21分、右後方からの清武のFKにDFニルソンが倒れ込みながら右足で流し込み、2-2の同点に追いついた。

 清武は2試合連続のアシストで、今季通算9アシスト目(キッカー誌集計では10アシスト目)。その後も鋭いパスでチャンスを演出したが、勝ち越しゴールにはつながらず。後半44分からはエスバインに代わって金崎がピッチに入ったが、試合はそのまま2-2の引き分けに終わった。


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